スキャンは、並行して読み込みやインデックス作成を行うことができます。複数のスキャンを並行して取り込み、インデックスを作成できるため、処理時間を短縮することができます。
ZFS、CLR および PRJ スキャンを除き、現在 ReCap でサポートされているすべての形式が並列読み込みで使用できます。ZFS および CLR スキャンの読み込みは逐次処理のままですが、インデックス作成は並列処理されます。
[ホーム] → [基本設定]で並列読み込みを有効にすることができます。[詳細]タブをクリックし、[並列読み込みを有効にする]チェックボックスをオンにします。最大スレッド数のオプションを調整することで、同時に処理するスキャンの数を選択することもできます。
既定では、同時読み込みするタスクの数は、システム メモリ、仮想プロセッサ数、使用可能なディスク容量など、さまざまなシステム リソースの機能に基づいて選択されます。同時に処理できるスキャンの最大数は、次の値で制限されます。
(論理プロセッサの総数/4) + 1。
ReCap は、さまざまなスキャン ファイル形式に対して係数を設定しており、使用可能なディスク容量が並列処理に必要な量を満たしていない場合は、適宜ユーザに警告します。
並列化は、スキャン読み込み処理で選択された追加のスキャン グループに対してバッチで行われます。サンプル シナリオは次の通りです。