ほとんどのインタラクティブな 3D プロジェクトはさまざまな 2D 要素を使用して、プレーヤーに情報を伝え、意図や命令をゲームプレイ ロジックに返す簡単な方法をプレイヤーに与える必要があります。たとえば、2D 要素を使用して次を提供します。
Stingray でこれらの UI 要素を作成および管理するために、いくつかの異なるオプションがあります。
Stingray には Scaleform Studio というスタンドアロンの UI 作成ツールと、Scaleform Studio で作成した UI をエンジン ビューポートで表示できるようにするプラグイン統合が含まれています。
イメージ、文字、図面の視覚的な要素が含まれる .s2d プロジェクトを作成するには、Scaleform Studio エディタを使用します。これらの視覚的要素の周りを移動し、その状態を変更するタイムラインのアニメーションを作成したり、プロジェクト中に発生するトリガに応答するために Lua スクリプトを要素に割り当てることができます。次に、Stingray プロジェクトに Scaleform プロジェクトを読み込み、Stingray でフローや Lua を使用して UI を起動し、そのイベントを処理します。
Scaleform Studio は次の場合に最適なオプションです。
このセクションのトピックでは、Scaleform Studio UI を Stingray のゲームに統合する基本事項について説明します。
UI の表示要素を設定するための Scaleform Studio での作業の詳細については「Scaleform Studio ヘルプ」を参照してください。(Scaleform Studio エディタ内の Help メニューからも使用できます)
Stingray エンジンでは、2D シェイプ、イメージ、エンジン ビューポート内のテキストを描画する組み込みのシステムが提供されます。エディタはこのシステムを使用して、メニュー、ボリューム、プロトタイプ、トリガなどを埋め込まれたビューポートに描画します。また、ユーザ独自のゲームプレイおよびプラグイン コードで使用することもできます。
GUI システムは次の場合に最適なオプションです。
GUI システムの詳細とその機能については、stingray.Gui Lua オブジェクトのドキュメントを参照してください。
組み込みの Stingray UI ツールの代わりに、コミュニティ サポートを試すつもりならば、このオプションが役立つかもしれません。
Stingray HTML5 プラグインでは、HTML および JavaScript の UI 要素を作成することができます。このプラグインは、Chrome Embedded Framework (CEF)を Stingray エンジンに統合します。これは CEF を使用して、HTML コンテンツをプロジェクト フォルダから、または URL からロードし、そのコンテンツをエンジン内でレンダリングします。また、プレイヤーのマウス クリックを CEF に渡し、Web コンテンツが JavaScript のトリガに応答できるようにします。
これは次の場合に最適なオプションです。