AutoCAD Electrical 2025 ツールセットのこのリリースの新機能を紹介します。技術面の詳細については、 『リリース ノート』を参照してください。
ハイライト
その他の機能
品質の改善
カタログ参照: コンポーネントのカタログ割り当てを変更したり、カタログ ブラウザを使用してコンポーネントを挿入しても遅延が発生しなくなりました。
スプレッドシートの読み込みまたは書き出し: レポートに、スプレッドシートで修正してプロジェクトに読み込んだタグが表示されるようになりました。
- AutoCAD Electrical は、シンボル ビルダ内の SQL データベースからファミリ名を取得するようになりました。
- シンボル ビルダで属性を追加したり、その他の操作を実行しても、ランダムなクラッシュが発生しなくなりました。
- 子コンポーネントを削除する場合、プロジェクトのグラフィカル クロスリファレンス形式では、親コンポーネントで削除された外部参照の値の表示のみがスペアに変更されるようになりました。
- 始点矢印と終点矢印の SHEET 属性も外部参照の値を更新します。
プロジェクトをコピー: [プロジェクトをコピー]ダイアログ ボックスの保存先フォルダで、ユーザ設定の場所が保持されるようになりました。
- アクセサリを含む PLC の分割において、BOM レポートで数の重複が発生しなくなりました。
- シンボル リスト レポートに、大文字に自動変換されずに、.dat ファイルに記述された説明が表示されるようになりました。
配線タイプの更新: 2 番目の図面の別の画層と同じ配線色名を持つ配線画層を転送すると、配線色とサイズが他の図面にコピーされるようになりました。
プロジェクト マネージャ: 大きなプロジェクトの図面の名前をクイック変更したり、プロジェクト マネージャで複数の項目を選択してもクラッシュしなくなりました。
ライブラリ: PILZ のパネル ライブラリ フォルダの名前が、制御リレー フォルダの CR と同じになりました。
- ユーザ属性ファイルの名前がプロジェクト名と同じ場合に、シンボル リスト レポートを生成してもエラーが発生しなくなりました。
- シンボル リスト レポートで、最大 60 文字のシンボル ブロック名がサポートされるようになりました。
- プラグおよびジャック コネクタの各ピンに対して、接続されていなくても行が表示されるようになりました。
- レポートの各ピンには、正しい XDIR 値が表示されます。
機器シンボルを挿入: 専門分野を超えた相互接続コンポーネントの回路図リストを使用してパネル機器シンボルを挿入しても、エラーが発生しなくなりました。
パネル BOM: 自動レポートおよびパネル レポートの .set ファイルに従って、パネル BOM(購入済みリストに表示)が正しく並べ替えられるようになりました。
マーキング メニュー: マーキング メニューに正しい[配線タイプ変更/変換]アイコンが表示されるようになりました。
- [X1TERM01]の値が空白の場合でも、共通ピンを持つプラグおよびジャック コネクタに対して配線接続の詳細が表示されるようになりました。
- 共通のピンを持つ親プラグおよびジャック コネクタの片側の線番を削除すると、プラグとジャックは結合されなくなります。
- マイグレーション後に、AB PINLIST テーブルに無効なエントリがなくなりました。
- AEMIGRATION の動作のカスタマイズは、.map ファイルを使用して復元されるようになりました。
- PLC データベースのマイグレーションなど、ソース データベースに CATEGORY 列がない場合は、CATEGORY 列が追加されるようになりました。
- [処理に使用できないファイル]ダイアログ ボックスの[キャンセル]ボタンをクリックすると、正しく以前の状態に戻るようになりました。
- 浮動図面ウィンドウ内でショートカット メニューが消滅する問題が修正されました。
その他の機能強化
2D グラフィックス:
- フォント表示を改善しました。
- [グラフィックス パフォーマンス]ダイアログ ボックスには、一般的なグラフィックス カードの問題を診断するために特別に設計された新しい[診断]タブが含まれています。
3D グラフィックス: ワイヤフレーム表示スタイルが、クロス プラットフォームの 3D グラフィックス システムに追加されました。詳細については、[グラフィックス パフォーマンス]ダイアログ ボックスの[高速シェード モード]オプションを参照してください。
[ファイルを開く]のパフォーマンス: 大きくて複雑な図面ファイルを開くのに要する時間を短縮する機能が改善されました。
- ACTM ファイルを再生するには、ACTMX ファイル形式に移行する必要があります。記録される新しいアクション マクロは、ACTMX ファイル形式で格納されます。AutoCAD 2024 以前のリリースと互換性がありません。
- DXE ファイルは、引き続き図面からのデータ抽出に使用できますが、変更内容を図面ファイルに保存することはできません。変更は、AutoCAD 2024 以前のリリースと互換性のない新しい DXEX ファイル形式でのみ保存できます。