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Alias 2021.1 の新機能

Alias Update のインストールに関する変更点

Alias 2021.1 Update 以降、Update リリースは、製品の完全インストールとして Autodesk Account ページから入手できるようになりました。 Alias Update では、使い慣れた Windows インストーラパッチ(MSP)ファイルではなく、EXE セットアップ インストール ファイルが使用されます。 この変更により、インストール プロセスによって、Updateをインストールする前に、旧バージョンの Alias が自動的にアンインストールされます。つまり、Update をアンインストールしても、Alias の元のバージョンに戻ることはなくなりました。

Reference Manager の機能強化

  • Object Lister の場合と同様に、複数のレイヤを選択し、カラーを同時に変更できるようになりました。

  • FBX ファイルをリファレンス ファイルとして読み込めるようになりました。

モデリングの機能強化

Surface Fillet ツール

  • サーフェス フィレットの入力に、3 つ以上のサーフェス セットが選択されている場合を示す 3 番目の選択カラーが追加されました。3 番目の入力セットを選択すると、選択したサーフェスが白で表示されます。この方法により、選択を修正して 2 つのセットを作成する操作や、複数のフィレットの作成を確認したりする操作が簡単になります。個々のセットに対してサーフェスを追加または削除するには、選択オプションを使用します。

    旧バージョンの Alias では、複数の入力セットがセカンダリ サーフェス カラー(黄色)で表示されていたため、2 番目と 3 番目の入力セットを区別するのは困難でした。

  • Section Type を G2 Curvature/Arc に設定した場合に、Bezier Surfaces オプションを有効にすると、V 方向に 3 つの次数 5 のベジェ サーフェスが作成されるようになりました。

Profile ツール

入力プロファイル カーブがレールに接触していない場合に、これらが正しくハイライトされるよう、Profile ツールが改善されました。

読み込みと書き込みの改善点

  • サブディビジョン ボディをロードして保存する場合に、FBX ファイル形式を使用できるようになりました。サブディビジョン マテリアルの割り当てがサポートされています。

    注: FBX 形式を使用して Alias 2021.1 と Maya 2020 または Maya 2018 の間でサブディビジョン ボディを転送する場合、折り目はサポートされません。Fusion 360 では、サブディビジョン ボディはサブディビジョン ケージを含むメッシュとして読み込まれます。

    FBX 読み込みオプション」と「FBX 書き出しオプション」を参照してください。

  • File > Export > Screen または File > Export > Current Window を使用するときに、アルファ情報の有無に関係なく PNG ファイルを出力できるようになりました。

データ変換

Alias は以下をサポートするようになりました。

  • CATIA V5 V5-6R2020 ファイルの読み込みと書き出し。
  • NX 1899 シリーズ ファイルの読み込み。

Alias でサポートされているファイル フォーマット」を参照してください。

Alias API

AlReferenceFileSet::nextReferenceFileD メソッドに新しい引数が追加され、アセンブリ ツリー全体をトラバースするのではなく、リファレンス構造の最上位のみをトラバースできるようになりました。

AlReferenceFileSet」を参照してください。

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