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プロジェクト トラッキング設定

[トラッキング設定](Tracking Settings)を使用すると、使用するエンティティ、フィールド、パイプライン ステップ、およびステータスをプロジェクト内の 1 つの場所で設定できます。これらの設定により、同じ Flow Production Tracking サイト内でパイプラインとトラッキングのニーズが異なるさまざまなプロジェクトをサポートすることができます。

トラッキング設定

エンティティ

エンティティは、プロジェクトのビルディング ブロックです。映画を作成する場合は、プロジェクトに[ショット] (Shot)と[アセット] (Asset)エンティティ タイプを使用します。ゲームを作成する場合は、[アセット] (Asset)と[レベル] (Level)を使用します。すべてのプロジェクトにすべてのエンティティが必要なわけではなく、カスタム エンティティが必要なプロジェクトもあるため、プロジェクトで使用しているエンティティのみ表示することができます。

[トラッキング設定](Tracking Settings)の左ペインでプロジェクトのエンティティの表示/非表示を切り替えることができます。

1 つのエンティティ タイプを非表示にすると、次のようにプロジェクトに影響します。

  • プロジェクト ナビゲーション設定画面でそのエンティティ タイプが非表示になります。
  • 該当するエンティティ タイプのすべてのページ(プロジェクト ナビゲーション ページ、[その他] (Other)メニュー内のページ、[ページ] (Pages)メニュー内のページなど)が非表示になります。
  • ユーザは該当のエンティティ タイプに対して新しいページを作成できなくなります。
  • ユーザは該当のエンティティ タイプに対して新しいレコードを作成できなくなります。

トラッキング設定

エンティティの既定のタスク テンプレートを設定することもできます。たとえば、アセットの既定のテンプレートを作成できます。これは、次のことを意味します。

  • 新しいアセットを作成するときに、アセット フォームにアセットの[タスク テンプレート](Task Template)フィールドが表示されている場合は、指定したタスク テンプレートが事前に入力されます。
  • アセット フォームにアセットの[タスク テンプレート]フィールドが表示されない場合は、指定した既定のタスク テンプレートが使用されます。

フィールド

フィールドは、トラッキングしているエンティティに関する重要な情報をトラックします。各エンティティ タイプには、エンティティ間で一致するコア フィールド(説明、名前、ステータスなど)がありますが、独自のフィールドを追加できます。2 つのプロジェクトの両方でアセットをトラッキングしている場合でも、それぞれのプロジェクトがアセットに関する異なる情報をトラッキングする場合があります。これは特に、映画とゲームの両方の作業を行うスタジオでは一般的です。

エンティティの表示/非表示を切り替えるには、左側でエンティティ タイプを選択し、右側でフィールドの表示/非表示を切り替えます。

フィールドの表示/非表示の切り替え

1 つのフィールドを非表示にすると、次のようにプロジェクトに影響します。

  • すべての[フィールド] (Fields)メニューでそのフィールドが非表示になります。
  • すべてのページおよび詳細ページでそのフィールドが非表示になります。
  • すべてのフォームでそのフィールドが非表示になります。
  • そのフィールドが使用されているすべてのクエリーまたはフィルタで該当フィールドが削除されます。
  • そのフィールドが使用されているすべてのページ書式設定ルールで該当フィールドが削除されます。

パイプライン ステップ

タスクを含むことができるエンティティ タイプには、パイプライン ステップが表示されます。通常は、タスクの作成と割り当てに使用するエンティティがこれに該当します。パイプライン ステップを使用してタスクをカテゴリに整理し、レポートの列としてまたはエンティティのページとして表示することができます。フィールドと同じように、プロジェクトのエンティティにすべてのステップが必要なわけではないため、ステップを非表示にすることができます。

ステップの表示/非表示の切り替え

1 つのステップを非表示にすると、次のようにプロジェクトに影響します。

  • すべての[パイプライン] (Pipeline)メニューでそのステップが非表示になります。
  • [タスク] (Tasks)の[パイプライン ステップ](Pipeline Step)フィールドでそのステップが非表示になります。
  • そのステップが使用されているすべてのクエリーまたはフィルタで該当のステップが削除されます。
  • そのステップが使用されているすべてのページ書式設定ルールで該当ステップが削除されます。
注:

ステップを非表示にしても、そのステップが使用されているタスクからステップは削除されません。[タスク] (Tasks)ページに移動して該当のパイプライン ステップが使用されているタスクを検索し、それらを編集してタスクを新しいパイプライン ステップに手動で変更する必要があります。

ステータス

各エンティティ タイプには、レコードのステータスをトラックできるステータスのセットがあります。ステータスは、バージョンの承認、タスクの段階、またはトラックする必要のある他のすべてのトラッキングに使用できます。プロジェクトごとに異なるワークフローが必要であるため、プロジェクトごとにステータスの表示/非表示を設定できます。

ステータスの表示/非表示の切り替え

注:

一部のエンティティ タイプには複数のステータス フィールドがあります。このセクションには、1 つのエンティティ タイプのすべてのステータス フィールドが表示されます。

1 つのステータスを非表示にすると、次のようにプロジェクトに影響します。

  • そのステータスのフィールドで該当のステータスが非表示になります。
  • そのステータスが使用されているすべてのクエリーまたはフィルタで該当のステータスが削除されます。
  • そのステータスが使用されているすべてのページ書式設定ルールで該当のステータスが削除されます。
注:

ステータスを非表示にしても、そのステータスが使用されているレコードからステータスは削除されません。エンティティ タイプのページに移動して該当のステータスを含むレコードを検索し、ステータスを編集して、レコードを新しいステータスに手動で変更できます。

FAQ

プロジェクトの[トラッキング設定](Tracking Settings)の設定を変更するとどうなりますか。

[トラッキング設定](Tracking Settings)で実行した変更はすぐに保存されます。変更したすべての内容はデータを失うことなく元に戻すことができるため、間違って変更した場合も心配ありません。

変更を行った後、他のユーザがプロジェクトで以下の変更に気づく可能性があります(詳細は上記を参照)。

  • プロジェクトの[その他] (Other)メニューに表示されるエンティティの数が減っている。
  • プロジェクト ナビゲーション バーに表示されるエンティティの数が減っている。
  • [フィールド] (Fields)メニューに表示されるフィールドの数が減っている。
  • [パイプライン] (Pipeline)メニューに表示されるパイプライン ステップの数が減っている。
  • [ステータス] (Statuses)フィールドに表示されるステータスの数が減っている。
  • フィルタが非アクティブになったため、ページに表示されるレコードの数が増える場合がある。
  • ページ書式設定ルールが非アクティブになったため、ページの色が変わる場合がある。

一般的に、[トラッキング設定](Tracking Settings)の設定を変更すると、プロジェクトが簡素化されます。

新しいフィールド、ステップ、ステータスを作成すると、どうなりますか。

フィールド、ステータス、パイプライン ステップ

新しいフィールドステータスパイプライン ステップを作成した場合、新しいフィールドまたはステータスの表示場所を指定するオプションが表示されるようになりました。

  • すべてのアーカイブされていないプロジェクト
  • 現在のプロジェクトのみ
  • アーカイブされていないプロジェクトとテンプレート プロジェクトを選択

プロジェクトに適用

**[アーカイブされていないプロジェクトとテンプレート プロジェクトを選択]**では、フィールドとステータスを表示するプロジェクトを選択できます。プロジェクトの検索、プロジェクトに表示されているフィールドの並べ替え、フィールド、ステータス、およびパイプライン ステップを表示するプロジェクトの選択を行うことができます。

エラー メッセージの作成に失敗した理由(reason_code 3): 無効なプロジェクト: プロジェクトが存在しない場合は何を意味しますか?

このメッセージは通常、グローバル ページのステータスが非表示になっている場合に表示されます。グローバル ページでステータスを非表示にするプロジェクトが指定されることはないため、エラーになります。

特定のステータスを引き続き非表示にすることができます。プロジェクト ページでステータスを設定していることを確認します。

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