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ネストを編集するには

ネスト スタディを直接編集することはできませんが、スタディ内の個別ネストのプロパティを変更することはできます。これにより、さまざまなパッケージ化、方向の値、項目の分離、およびマテリアル使用を試すことができます。ネストを編集すると、変更内容が形状のソース プロパティより優先されます。したがって、たとえば[ネストを編集]ダイアログ ボックスで形状の数量を変更すると、次回ネストを計算するときにその数量が使用されます。その形状に対する[ソースのネスト プロパティ]ダイアログ ボックスまたは[プロパティ]ダイアログ ボックスで指定されている数量はバイパスされます。 ネストは 1 つのマテリアル タイプに固有であるため、マテリアル タイプを変更することはできません。ただし、そのマテリアルのさまざまなパッケージを選択することでマテリアルの使用を試して最適化することは可能で、ネストする形状のリストおよびネスト プロパティを変更することができます。

ヒント: ネスト内のジオメトリを変更する場合は、該当する元のパーツ ファイルまたはアセンブリ ファイルを編集してから、ネストを再計算します。
  1. Inventor Nesting ブラウザのネスト スタディ ノードの下で、編集するネストを右クリックして[プロパティ]を選択します。

    [ネストを編集]ダイアログ ボックスが開きます。

    このダイアログ ボックスは、[ネスト スタディを作成]ダイアログ ボックスとほとんど同じです。

  2. ネストを作成するときと同様に、パッケージ、マテリアルの使用方法、形状のリスト、配置、およびパフォーマンス基本設定を編集します。
    [グローバル パラメータ]タブでは、[ネスト スタディを作成]ダイアログ ボックスにはない 2 つのオプションを利用できます。(これらのオプションを使用するには、[マテリアル パラメータを上書き]が有効になっている必要があります。)
    • [フレームの幅]: このマテリアルを使用するときに、形状をネスト領域の外周にどこまで接近して配置できるか。この値は、ネストで使用されるマテリアルとパッケージの、同様のグローバル設定よりも優先されます。
    • [アイテムの間隔]: ネスト内のアイテム間の許容距離。この値は、ネストで使用されるマテリアルの、同様のグローバル設定よりも優先されます。

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