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対象製品: 2019.2 Update 以降

 
 

Vault を使用する

Inventor Nesting から Autodesk Vault を使用できます。以下が必要です。

  • Vault アカウント
  • Vault サーバへのアクセス
  • ご使用のコンピュータにインストールおよび設定された Vault クライアント(Inventor に[Vault]タブとして表示)

プロジェクトのチェックイン、ログイン、フォルダのマッピング、など、Vault で標準的なタスクを実行する方法に慣れている必要があります。 Vault を使用する方法は数多く存在します。Inventor での Vault の使用の詳細については、Autodesk Knowledge Network の次の記事を参照してください。

https://knowledge.autodesk.com/ja/support/inventor-products/troubleshooting/caas/sfdcarticles/sfdcarticles/JPN/Using-Autodesk-Vault-with-a-Single-Inventor-Project.html

Inventor Nesting のローカル Vault プロジェクトを設定する

  1. Windows エクスプローラで、ネストを計画している CAD ファイル(IAM、DXF、IPT など)をコピーまたはカットします。
  2. Vault 作業フォルダとしてマッピングされる Inventor 作業スペースとして使用するローカル フォルダに CAD ファイルを貼り付けます。
  3. Inventor で、手順 2 で使用した作業スペース フォルダとファイルを使用して、通常の手順で Vault プロジェクトを作成します。
  4. [Vault]タブに移動して[Vault]にログインします。
  5. まだ行っていない場合は、[フォルダをマッピング]をクリックして、ローカルの Inventor 作業スペースを Vault にマッピングします。

    必要に応じて、後で作業にチェックインをするときに実行することもできます。

ローカルの Inventor 作業スペースにネスト スタディを作成する

ローカル Vault プロジェクトを設定した後で、ネストを作成して Inventor 作業スペースに保存することができます。

  1. Inventor で、[ネスト]タブに移動し、ネスト環境を有効にします。
  2. Inventor Nesting リボンで、[ソース]をクリックします
  3. [ソース]ダイアログ ボックスが開いたら、[ソース ファイル]をクリックします。
    注: Vault がインストールされていない場合、このコントロールの名前は[追加]になっています。
  4. ローカル Vault プロジェクトを作成したときに使用した Inventor 作業スペースを参照します。
  5. 抽出する CAD ファイルを選択し、[OK]をクリックして[ソース]ダイアログ ボックスに読み込みます。
  6. [ソース]ダイアログ ボックスで、[抽出を開始]をクリックしてファイルを Inventor Nesting に抽出します。
  7. 通常の方法でネスト スタディを作成します。
  8. INEST ファイルを保存します。

    INEST ファイルは、Vault にマッピングされている(またはマッピングする予定である)ローカルの Inventor 作業スペースに保存する必要があります。作業スペース内のルート フォルダまたはサブフォルダに保存することができます。

ネスト スタディをチェックインする

  1. [Vault]タブに移動し、[チェックイン]をクリックします。
    ヒント: まだ Inventor 作業スペースを Vault にマッピングしていない場合は、マッピングするように求められます。

    Vault の[チェックイン]ダイアログ ボックスを開きます。

    ダイアログ ボックスは、すべての参照ファイルとともに INEST ファイルおよび Inventor ファイルを表示します。INEST ファイルを後でチェックアウトできるようにする場合、すべてのファイルをチェックインする必要があります。

  2. [OK]をクリックすると、ファイルのチェックアウトが実行されます。

Vault でネストを参照する

ネストをチェックインしたら、Vault でそれを参照することができます。

  1. Inventor で、[Vault]リボンの[Autodesk Vault]をクリックし、[Vault]を起動します。
  2. Vault にログインします。
  3. 通常の方法で、Vault のプロジェクト フォルダを参照します。

Vault から INEST ファイルをチェックアウトする

INEST ファイルをチェックアウトする前に、それに関連付けられたプロジェクト ファイル(たとえば、IPJ ファイル)の最新バージョンが Vault にチェックインされていることを確認します。

  1. Vault で、INEST ファイルで関連付けられたプロジェクト ファイルを右クリックし、[取得]を選択します。

    ファイルが読み取り専用ファイルとして作業フォルダにダウンロードされます。

  2. オプション: プロジェクト ファイルを再度右クリックし、[作業フォルダに移動]を選択して、その場所を Windows Explorer で開きます。
  3. Inventor で、必要に応じて、プロジェクト フォルダを Vault 作業フォルダと切り替えます。
  4. [Inventor を開く]ダイアログ ボックスに移動して、[Vault に保存されているファイルを参照して開く]をクリックします。

    [Vault からファイルを選択]ダイアログ ボックスが開きます。

  5. [Vault からファイルを選択]ダイアログ ボックスで、開きたい INEST ファイルにナビゲートして[開く(チェックアウト)]を選択します。

    ファイルをチェックアウトしていることを表示する、情報ボックスが開きます。

  6. ファイルのプロパティを更新するプロンプトが表示されたら、[すべてはい]をクリックします。

すべての参照ファイルが作業フォルダにダウンロードされて、Nesting Utility でプロジェクトが開きます。

ソース ファイルを Vault からネストするプロジェクトに追加する

  1. Nesting Utility リボンで[ソース]をクリックすると、[ソース]ダイアログ ボックスが開きます。
  2. [ソース]ボックスから[Vault ソース ファイル]を選択します。
    注: Vault がインストールされていない場合、このコントロールの名前は[追加]になっており、ローカル ディスクからファイルを追加するのに使用されます。
  3. Vault ブラウザを使用して目的のファイルが含まれている Vault フォルダにナビゲートし、それらを選択します。
  4. 開く(Open)ボタンをクリックします。

ファイルがローカル作業フォルダにダウンロードされて、読み取り専用ファイルとしてプロジェクトに追加されます(修正可能ファイルとして追加する場合は、[開く]の代わりに[ソース ファイルを追加]ダイアログ ボックスで[開く(チェックアウト)]を使用します)。

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