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Inventor Nesting のスタートアップ

始める前に

ネスト用に準備された形状のファイルが必要になります。たとえば、レーザー カッター、酸素カッターなどのカッターを使用した切断、シート メタル、木材、コンポジットなどを使用した切断を行うパーツです。サポートされるファイル形式は以下のとおりです。

  • IPT: これらは以下である可能性があります。
    • フラット パターン、シンプルなスケッチ、または抽出を含むシート メタル ファイル
    • 平坦(フラット)な面を持つ Inventor ソリッド(Inventor Nesting が投影方向(フラット面に垂直)を決定できるようにするため)
    • 平坦(フラット)な面を持つ Inventor コンポジット
    • IPT として保存された非ネイティブ ファイル(STL、STEP など)。これらも平坦(フラット)な面を持っている必要があります

      非ネイティブ ファイルは 2019.2 Update 以降でサポートされます。

  • IAM: サポートされる IPT を少なくとも 1 つ参照する必要があります。
  • DXF: 標準画層で 2D の閉じた形状を定義している限り、ほとんどの DXF ファイルが機能します。
  • DWG: これらも、標準画層で 2D の閉じた形状を定義する必要があります。PaperSpace などの DWG 固有の機能は使用しないでください。

Inventor Nesting 環境を起動する

ユーザが選択した方法で Inventor Nesting 環境を起動します。

開いている Inventor ファイルから [新規ファイルを作成]ダイアログ ボックスを使用する [ネスト]タブに移動する
  1. Inventor ブラウザで、ネストする IPT ファイルまたは IAM ファイルを右クリックし、[ネストを作成]をクリックします。
  2. [ネストを作成]ダイアログ ボックスで、次のオプションから選択します。
    • [テンプレートから新規作成]: テンプレートのリストから選択します(メートル法とフィート/インチ法を含む)。
    • [開いているドキュメントに追加]: 開いているネスト ドキュメントに追加します。
    • [既存のドキュメントに追加]: 既存のネスト ドキュメントに追加して、さまざまなアセンブリから、ネストされたパーツの 1 つのコレクションを作成します。

Inventor Nesting は、ファイル内の情報をネスト用の形状に自動的に変換します。

  1. Inventor で、[ファイル] > [新規作成]をクリックして[新規ファイルを作成]ダイアログ ボックスを開きます。
  2. [ネスト]の下 - ネストを作成し、使用する INEST テンプレートを選択します。

    既定では、Inventor Nesting には Standard.inest が含まれています。

  3. 作成(Create)をクリックします。
  1. Inventor で、[ネスト]タブに移動します。
  2. リボンで、[ネスト] をクリックして Inventor Nesting 環境に入ります。

Inventor Nesting のファイルの拡張子は .inest です。その他の形式でネスト ファイルを保存することはできません。 Inventor Nesting では、サンプルのネスト ファイルが C:\Users\Public\Documents\Autodesk\Inventor Nesting 2020\Samples\PC Chassis\Nesting results.inest に用意されています。このファイルを使用して、Inventor Nesting の機能を検討し、試してみてください。

最良の結果を得るために、Inventor Nesting ツールバーで[自動更新] を有効にします。これにより、作業中のリアルタイムでのオブジェクトの更新が有効になり、簡略化されます。

作業を開始

次の手順に従って、Inventor Nesting で新しいネスト スタディを開始します。
  1. パーツを作成するために使用するマテリアル タイプでマテリアル ライブラリを更新します。

    マテリアルを使用する」を参照してください。

  2. マテリアルのサイズと形式を定義するパッケージを作成します。

    パッケージを使用する」を参照してください。

  3. CAD ファイルをインポートし、ネストに使用できる形状に変換します。

    ファイルをネスト用の形状に変換するには」を参照してください。

  4. インポートした形状のネスト プロパティを編集します。

    ネスト プロパティを使用する」を参照してください。

  5. ネスト スタディを作成します。

    ネスト スタディを作成するには」を参照してください。

  6. レポートの表示、他のアプリケーションへのエクスポート、または 3D モデルの生成を行います。

    ネスト出力データについて」を参照してください。

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