パッケージは、原材料のサイズと形式を定義します。ネスト スタディを作成するときに、マテリアルのパッケージ タイプのリストから選択する必要があります。このリストは、[プロセス マテリアル ライブラリ]ダイアログ ボックスで作成します。パッケージを作成する前に、ドキュメントに少なくとも 1 つのマテリアルが定義されている必要があります。
[プロセス マテリアル ライブラリ]ダイアログ ボックスを開く
- ネスト ドキュメントで、Inventor Nesting リボンの[プロセス マテリアル ライブラリ]
をクリックします。
[プロセス マテリアル ライブラリ]ダイアログ ボックスが開きます。
パッケージを追加する
Inventor Nesting は、ドキュメントに追加されたすべてのマテリアルの既定パッケージを作成しますが、独自に追加することもできます。
- [プロセス マテリアル ライブラリ]ダイアログ ボックスの左側のツリーでマテリアルを選択します。
- ダイアログ ボックス内の[パッケージ]タブをクリックします。
- [追加]をクリックします。
- 新しいパッケージ行の値を編集します。
- 作成するその他のマテリアル パッケージについて、前の手順を繰り返します。
同じマテリアルに対して複数のパッケージを作成することもできます。ただし、これらのパッケージを作業サイトで使用でき、ネストの設定時にさまざまな設定を試す場合です。ネスト スタディ内の指定マテリアルの既定パッケージは、リストでは太字で示されます。
- あるパッケージをマテリアルに使用する既定のタイプとして設定するには、ツリーで右クリックして、[既定のパッケージとして設定]を選択します。
1 つのマテリアルに対して複数のパッケージを既定として設定できます。ネスト スタディを作成するときに、[ネスト スタディを作成]ダイアログ ボックスにはそのマテリアルのすべての既定のパッケージが入力されます。
パッケージの値にアクセスして変更する
パッケージの値にアクセスして、それを編集できるようにするには、いくつかの方法があります。
- 特定のパッケージの値を表示して編集するには、パッケージをツリーで選択します。
- 特定のマテリアルのすべてのパッケージのリストを表示して編集するには、ツリーでマテリアルを選択して、[パッケージ]タブをクリックします。
- ドキュメント内のすべてのパッケージのリストを表示して編集するには、ツリーで[マテリアルとパッケージ]を選択して、[パッケージ]タブをクリックします。
寸法、コスト、フォームなどのパッケージの値を編集します。フォームには「ロール」または「四角形」を選択できます。ロールを選択した場合、キャンバスには長さが 9999999 のシートとして表示されますが、必要な長さのみが示されます。
ネストするパラメータを設定する
- [プロセス マテリアル ライブラリ]ツリーでパッケージを選択します。
- [ネスト]タブをクリックします。
- [有効]が選択されていることを確認します。
有効になっていないと、後でネスト プロパティを調整するときにこのパッケージを使用できません。
- このパッケージのトリム値を調整します。
トリムは、形状がネスト領域の各周囲エッジにどれだけ接近できるかを決定します。この設定は、[プロセス マテリアル ライブラリ]で設定される[フレーム]値と組み合わせて使用します。フレームは周囲全体に影響しますが、トリムは各エッジからの距離をリファインするために使用できます。より大きい(周囲エッジから最も遠い)値が常に優先されます。
- シートの周囲
- フレーム線
- 左側のトリム線
- 上部のトリム線
- ネストされた形状
- フレーム値
- 左側のトリム値
堆積プロセスを設定する
コンポジットの製造で使用するパッケージを切断する場合に堆積プロセスを設定します。
- [プロセス マテリアル ライブラリ]ツリーでパッケージを選択します。
- [コンポジット]タブをクリックします。
- [堆積プロセス]を選択:
- [繊維]: ドレープに使用される帯状のマテリアル。
- [テープ]: 自動化されたレイアップで使用される大規模な巻きマテリアル。
- [けん引]: テープに似ているが、より細く、自動化されたレイアップで作成されたより小さいパーツまたはより複雑なパーツで正確性を高めるために使用。