String クラスは、文字列の特性を定義します。文字列の長さに制限はありません。
文字列リテラルの詳細については、「文字列リテラル」を参照してください。
<string> == <string> <string> != <string> <string> > <string> <string> < <string> <string> >= <string> <string> <= <string>
大文字と小文字を区別しない同等比較を実行するには、小文字の比較を実行する stricmp () メソッドを使用してください。
指定したインデックスの文字を 1 つの文字列として返します。インデックスは 1 から始まります。
指定されたクラスのインスタンスに文字列を変換します。文字列は、 as 演算子を使用して Name 値に変換できます。
また、 as 演算子を使用して文字列を数値に変換することもできます。
Number、Float および Integer は、ターゲットの Number クラスとして使用できます。Number を使用する場合、文字列内の数値の構文に適切なクラスが使用されます。
文字列は、 as 演算子を使用して StringStream 値に変換できます。
文字列を StringStream 値に変換すると、MAXScript のテキスト ファイル入出力操作を使って文字列を読み込めるようになります。StringStream の詳細については、「StringStream 値」を参照してください。
新しい値には、コピーされた文字列の内容のコピーが含まれ、コピーされた文字列からは独立しています。
ガベージ コレクションを待たずに、文字列値によって使用されているメモリを解放します。
文字列の内容を MAXScript 式としてコンパイルおよび評価し、評価結果を返します。
execute() 呼び出しの結果は、文字列引数の最後の式の結果になります。
execute() を使用すると、計算された名前を使ってオブジェクトにアクセスできます。
変数 child_name の名前が付いた $foo の子を取得します。
評価された文字列で使用された変数のスコープはグローバルで、 execute() メソッドが実行されるときに適用されるスコープではありません。そのため、関数、スクリプト ユーティリティ、またはスコープがグローバルではない任意の位置で execute() を呼び出す場合は、実行する文字列で使用される変数のスコープを明示的に指定する必要があります。次の例では、変数のスコープ posObj は myUtil ユーティリティではローカルであるため、文字列には myUtil のスコープとなる変数名を指定する必要があります。
ロールアウト、ユーティリティ、ツール、プラグインのトップレベルのローカルを除いて、一般にはオブジェクトの外側からローカルにアクセスすることはできません。これは、ローカルが半永久的で、オブジェクトとともに格納されているためです。関数パラメータとローカルはダイナミックでスタックベースですが、関数定義のプロパティとしてアクセスすることはできません。
変数のスコープについては、「変数のスコープ」および「外部コードからロールアウトのローカルおよび他の項目へのアクセス」を参照してください。
Point2 値を返します。コマンド パネルに表示された場合、これには文字列のサイズ(ピクセル単位)が含まれます。
string 内での search_string のインデックスを返します。見つからない場合は、 undefined を返します。
string を token_string に基づいて解析し、文字列の配列を返します。 filterString は、入力 string を token_string で指定された文字に基づいてサブ文字列に分割し、各サブ文字列を配列のメンバとして返します。 token_string は、「区切り文字」のリストです。文字列がスキャンされると、見つかったトークンの文字列がサブ文字列の開始とみなされます。この関数は、ファイルの読み込み/書き出しスクリプトや手動解析のタイプで使用すると便利です。
splitEmptyTokens が false の場合、または指定されない場合は、連続トークンが 1 つのトークンとして処理され、文字列の先頭か末尾のトークンが無視されます。 splitEmptyTokens を true にすると、見つかったそれぞれのトークンが出力の文字列要素となり、上で無視された場合の文字列要素は空の文字列になります。3ds Max 8 以降 で使用可能です。
string 内の開始インデックスが from_integer 、長さが length_integer のサブ文字列を new_string.new_string で置き換えた新しい文字列を返します。new_string の長さに制限はありません。 from_integer と length_integer の合計は、 string の長さよりも短くなる必要があります。
string 内の開始インデックスが from_integer 、長さが length_integer のサブ文字列を新しい文字列として返します。 from_integer と length_integer の合計が string の長さより大きい場合、ソース文字列の最大文字数が含まれた、それよりも短い文字列が返されます。負の値が length_integer に指定された場合、 from_integer から始まる文字列の残りが返されます。
string がワイルド カード pattern_string に一致する場合は true を、一致しない場合は false を返します。 ignoreCase:false が指定されている場合を除いて、比較の際に大文字と小文字は区別されません。
string2 を string1 に追加します。 string1 を順番に演算し、結果として string1 を返します。
通常、多くの小さな文字列から大きな文字列を増分して作成する場合に付加を使用します。文字列は順番に演算されるため、メモリ使用量は大幅に減ります。これは、中間文字列値が次のガベージ コレクションまでメモリ内に残らないためです。
3ds Max 6 以降では、このメソッドでは、string1 と string2 の小文字同士の比較が行われます。
string1 が string2 より小さい場合は 0 より小さい整数値、string1 と string2 が同じ場合には 0、string 1 が string2 より大きい場合は 1 より大きい整数値が返されます。
大文字に変換された新しい文字列値を返します。3ds Max 2008 以降で使用可能です。従来、Avguard 機能拡張として提供されていた機能です。
小文字に変換された新しい文字列値を返します。3ds Max 2008 以降で使用可能です。従来、Avguard 機能拡張として提供されていた機能です。
<source_string> 内のすべての <from_string> のオカレンスを <to_string> に置き換えて、新しい文字列を返します。3ds Max 2008 以降で使用可能です。従来、Avguard 機能拡張として提供されていた機能です。
入力文字列内の改行(LF)を、先行する文字が復帰改行(CR)である場合を除き、すべて復帰改行/改行(CR/LF)に置き換えて新しい文字列を返します。3ds Max 2008 以降 で使用可能です。従来、Avguard 機能拡張として提供されていた機能です。
入力文字列内の復帰改行/改行(CR/LF)を改行(LF)に置き換えて、新しい文字列を返します。3ds Max 2008 以降で使用可能です。従来、Avguard 機能拡張として提供されていた機能です。
次のスクリプトは、String クラスの各種のリテラル、コンストラクタ、プロパティ、演算子、メソッドの使い方を示します。