Construction Options をセットアップする

NURBS カーブ、サーフェスのモデリングを制御する計測単位や許容差などのオプションを設定します。

Construction Options ウィンドウを開く

モデリングして、特定の CAD パッケージに転送する

  1. Construction Options ウィンドウの Construction Presets セクションを開きます。
  2. リストから設定プロファイルを選択します。
    • モデリングの際に対応させたい CAD ソフトウェアをクリックします。これで、コンストラクション オプションが、選択された CAD パッケージとの互換性を最大にするのに必要な CAD の値に設定されます。
    • モデリングの際に対応させたい CAD パッケージがリストにない場合、General CAD Settings をクリックします。Construction Options が、ほとんどの CAD パッケージと互換性のある一般的な CAD の値に設定されます。
    • コンストラクション オプションを自分で設定するには、User Defined をクリックします。

プリセットのセットを CAD パッケージのリストに追加する

  1. Construction Options ウィンドウの Construction Presets セクションを開きます。
  2. リストから設定プロファイルを選択します。
  3. Copy ボタンをクリックします。
  4. 追加されたプロファイルをダブルクリックして、名前を変更します。
  5. コンストラクション オプションを新しいプロファイルで必要とする値に設定します。

全体に適用されるコンストラクション プリセットをセットアップする

注:

この処理は、システム管理者が行ってください。

  1. Construction Options ウィンドウのすべてのユーザに適用するオプションを設定します。(「プリセットのセットを CAD パッケージのリストに追加する」を参照してください。)
  2. 新しいコンストラクション プリセットを選択し、アクティブにします。
  3. Alias を終了します。
  4. 次のようにコピーします。コピーするローカル ファイル:

    (Windows 7 および 8) C:¥Users¥<ユーザ名>¥AppData¥Roaming¥Autodesk¥Alias¥UserPrefs2014¥Options¥ConstructionPresets

    (Mac) /Users/<ユーザ名>/Library/Preferences/Autodesk/Alias/UserPrefs2014/Options/ConstructionPresets

    インストール先のフォルダ:

    (Windows) C:¥Program Files¥Autodesk¥Alias2014¥UserPrefs

    (Mac) Applications/Autodesk/Alias2014/UserPrefs

    また、すべてのユーザが同じコンストラクション プリセットにアクセスできるように、共有ネットワーク ロケーションにファイルをコピーすることもできます。(「全体に適用されるコンストラクション プリセットにネットワーク上でアクセスする」を参照してください。)

  5. ConstructionPresets ファイル(元のファイルではなくコピー)をテキスト エディタで開きます。次に、プリセットの名前が一意で、¥UserPrefs2014¥Options 内にある元のファイルの名前と重複しないように、プリセットの名前を変更します。
    注:

    ConstructionPresets ファイルの 1 行目は、Alias 起動時に使用する既定のプリセットを指定しています。すべてのユーザが同じ Construction Options を使用するのが好ましくなければ、1 行目を削除します。

  6. Alias を再起動します。

    これで新しいコンストラクション設定が既定になります。これは編集できません。

全体に適用されるコンストラクション プリセットにネットワーク上でアクセスする

管理者が共有ネットワーク ロケーション内にコンストラクション プリセット ファイルを配置している場合(「全体に適用されるコンストラクションプリセットをセットアップする」を参照)、そのファイルにアクセスするには次の手順に従います。

  1. 環境変数 ALIAS_CONSTR_PRESETS_LOCATION を、全体に適用されるコンストラクション プリセット ファイルが配置されているネットワーク ロケーション(パス)に設定します。
  2. Alias を起動します。

    コンストラクション オプションの設定は既定で、ネットワーク上のコンストラクション プリセット ファイルの設定になります。これらのコンストラクション プリセットは編集できません。

環境変数が設定されていない場合、Alias は、全体に適用されるコンストラクション プリセット ファイルをユーザ独自の通常のインストール場所で探します。

管理者がネットワーク上でコンストラクション プリセット ファイルを変更した場合、Check Model ウィンドウおよび Construction Options ウィンドウで変更内容を表示するには、各ユーザは Alias を再起動する必要があります。

こんな場合は

オリジナルの CAD パッケージのプリセットを編集または削除する

オリジナルの CAD パッケージのプリセットは編集または削除できません。プリセットのセットを変更する場合は、Copy ボタンを使って編集するセットのコピーを作成し、そのコピーを編集してください。