選択規則を使用する

選択ツールでは、以下の操作を実行するため、一貫した形でマウス ボタンを使用します。

次に説明するように、選択モードは 4 つあります。各マウス ボタンに選択モードを割り当てるには、Preferences > Selection Options を順に選択します。

選択モード 処理内容

Toggle

これが、の既定です。

オブジェクトの選択/選択解除を切り替えます。

Add

これが、の既定です。

選択したオブジェクトを選択します。既に選択されているものは、選択されたままになります。

このモードは、グループ化、マテリアルの割り当て、変換など、さまざまな操作に使用するオブジェクトの集まりを作成する場合に便利です。

Unpick

これが、 の既定です。

オブジェクトの選択を解除します。

Pick

選択したオブジェクトのみを選択します。

このモードは、一度に 1 つのコントロールだけを選択するときに、直接操作のコントロールを選択する場合に便利です。

近接している複数のオブジェクトの中から選択する

ビュー ウィンドウの同じ空間に複数のオブジェクトがある場合、クリックするとどのオブジェクトが選択されるのかあいまいな場合があります。このような場合、pick chooser メニューがポップアップ表示されるので、ドラッグ アンド ドロップして選択するオブジェクト名をクリックします。

Pick Chooser には使用しているマウス ボタンに割り当てられた選択モードに応じた項目が表示されます。たとえば、

同じタイプのオブジェクトを複数選択する

Alias で作成されたものにはすべて名前が付きます。Object lister または SBD(Scene Block Diagram)を開くことによって、オブジェクトの既定名を表示することができます。

同じタイプのオブジェクトを複数選択するには、コマンド ラインに、異なる名前の部分にはワイルドカードを使用してオブジェクト名の共通部分を入力します。

アスタリスク(*)は任意の 1 文字または複数の文字を表すワイルドカードです。たとえば、sphere、sphere#2、sphere#3、sphere#50 というような名前の 50 個の球体があるとすると、Pick プロンプトに sphere* と入力すれば、sphere と付く名前の球体をすべて選択することができます。

Enter name of item to pick/unpick: sphere*

キー(Windows)またはキー(Mac)を押すとすべての球体がアクティブになります。

  • * はワイルドカード表現の中のどこにでも入れることができます。たとえば、sphere*5 とすると、5 で終わる名前の球体がすべて選択されます。
  • ? (クエスチョン マーク)は、1 つの文字を表すワイルドカードです。たとえば、t?p とすると、tip、tap、または top が該当しますが、trip は該当しません。

こんな場合は

「Pick Chooser」メニューで複数のオブジェクトを選択する

キーを押しながらリストにある各オブジェクト名をクリックします。