カメラを使用してシーンを表示します。
カメラは、シーンのビューを得るために使用するオブジェクトです。モデリング ウィンドウにカメラから見たビューが表示されます。このビューはレンダリングのときに、シーンのイメージを作成するために使用されます。
カメラはシーンの特定のビューを表示します。カメラの位置と方向、カメラのレンズとフィルムのプロパティを変更して、カメラのビューを制御できます。
モデリング ウィンドウは特定のカメラビューを表示します。各モデリング ウィンドウには関連するカメラがありますが、各カメラにモデリング ウィンドウを関連付ける必要はありません。
カメラには、正投影とパースビューの 2 種類があります。正投影カメラからのビューには、パースビューのエフェクトは含まれません。つまり、オブジェクトはカメラからの距離にかかわらず同じサイズに見えます。一方、パースビューカメラからのビューには、オブジェクトはカメラに近ければ大きく、カメラから遠ければ小さく見えるというパースビュー エフェクトがあります。
1 つのシーンに複数のカメラを設定することができます。たとえば既定では、1 つのシーンには、Top(上面)、Back(背面)、Side(左面)、Perspective(Camera)の 4 つのモデリング ウィンドウに対応する 4 つのカメラがあります。1 つのシーンで、1 つまたは複数のカメラからのビューをレンダリングできます。
場合によっては、モデリング ウィンドウに正確なカメラ ビューを表示できないことがあります。たとえば、再生フィルムのアスペクト比がカメラのモデリング ウィンドウの縦横比に合っていない場合、カメラ ビューの一部分しか表示されません(Windows > Editors > Cameras の Film BackProperties を参照してください)。また、モデリング ウィンドウの拡大ビューを表示する拡大ウィンドウの場合も、ビューの一部しか表示されません。
パースビュー カメラは、SBD ウィンドウではカメラの位置(視点)、ビュー(注視点)、Up ポイントを表す一連のノードとして表示されます。また、正投影モデリング ウィンドウに緑のアイコンでパースビュー カメラを表示することもできます。カメラにイメージ プレーンがない場合は、正投影カメラは SBD ウィンドウには表示されません。