ピボット、IK ハンドル、ジョイントおよびタイム オフセットを、スケルトンから別のスケルトンにコピーします。
クリックしてチェックマークを付けてオンに切り替えると、スケルトンの Joint ノードのピボット ポイントの位置もコピーされ、同時にスケルトン コピーが一致するようスケルトン内のボーンの寸法も変更されます。ターゲット スケルトンはソース スケルトンの上にコピーされるため、ターゲット スケルトンを想定した場所に戻す必要があります。
たとえば、腕とオブジェクトが接触するようなアニメーションが設定されている場合、腕の長さと手の指先の位置が重要になります。腕のアニメーションでコピーされた腕の長さが元の腕の長さと異なる場合、コピー先の腕はオブジェクトと接触できないか、あるいは通過してしまう可能性があります。
Copy Pivots をクリックしてチェックマークを付けオンに設定すると、2 番目のスケルトンは単に最初のスケルトンのアニメーションだけではなく、そのボーンの寸法も受け継ぎます。
ピボット ポイントをコピーする必要がない場合は、Copy Pivots のチェックマークを外してオフにします。たとえば、Copy Pivots をオフにした状態で、歩いている男性のアニメーションを少年のスケルトンにコピーすると、男性、少年とも同じアニメーションで歩きますが、スケルトンのサイズは異なったままになります。
オンにすると、各 Joint ノードのジョイントに関する情報もコピーされます。コピー先のスケルトンにあるジョイント情報は、この新しい情報で上書きされます。
ジョイント情報には、どの移動ジョイントや回転ジョイントが使用されるか、これらのジョイントのリミット、ボーンを描画するスタイルはどれか(「Animation > Tools > Bone Style」を参照)などが含まれます。
クリックしてチェックマークを付けオンに切り替えると、コピー元のスケルトンのジョイントにある IK ハンドルがすべて、コピー先スケルトンの対応するジョイントにコピーされます。これらのハンドルにアニメーションが定義されている場合は、コピー先スケルトンの新しいハンドルもアニメーション化されるようになります。
このスライダで設定される値は、アニメーションの時間をどれくらいオフセットしてコピーするかを示しています。既定の 0.00 の設定では、コピー元スケルトンのアニメーションと、コピー先スケルトンのアニメーションは、同じ時間に発生します。Time Offset が 5.0 の場合、コピーされたスケルトンのアニメーションは、コピー元のアニメーションより 5 フレーム遅れて始まります。