データの管理

Alias 内から Autodesk 360 Vault Server にアクセスできます。

Autodesk 360 Vault は、ファイルの種類に関係なく、すべてのデザイン ファイルとエンジニアリング ファイルを管理します。該当ファイルは、Autodesk Alias、Autodesk Inventor、AutoCAD、Revit、Moldflow、3Ds Max、Microsoft Office、Microsoft Outlook、または設計のライフサイクルで使用されるその他のファイルです。すべてのファイルを編成し、容易にアクセスできるように 1 つの場所に保持することをお勧めします。ファイルのすべてのバージョンが保持されるため、以前のバージョンを誤って置き換えることがありません。Vault はファイルの各バージョンをその従属関係とともに保管するため、作業中のプロジェクトの現在までのヒストリを確認できます。また、Vault は、ユーザ名、日付、コメントなどのファイル プロパティも保管するため、これらを迅速に検索および取得できます。

設計チームでは、すべてのファイルおよび関連付けられた日付がサーバに保管されるため、すべてのユーザがその情報とヒストリにアクセスできます。チームの各メンバーは、固有のログオン名とパスワードを持っている必要があります。チーム メンバーは、ファイルをチェックアウトして、複数のメンバーが同時に同じファイルを編集しないようにします。ファイルを Vault にチェックインしたら、チーム メンバーはモデル ファイルのローカル コピーをリフレッシュして、Vault の最新バージョンを取得するため、設計チームのすべてのメンバーが連携することになります。

Autodesk 360 Vault と Alias の統合により、Autodesk 360 Vault の基本的なファイル管理機能をデザイナの環境で使用できるようになります。

この機能を使用するには、Autodesk 360 Vault Client をローカル マシンにインストールして適切にセットアップする必要があります。詳細については、システム管理者にお問い合わせください。

360 Vault Client をインストールすると、File メニューに 360 Vault Server メニューが表示されます。Alias では 360 Vault Server コマンドを使用して次のことをできます。

注: Autodesk 360 Vault を使用するときは、ファイルの現在の編成方法がボールト環境に適していない可能性があることを理解しておくことが重要です。

データ管理システムでは本質的に、ファイルのアクセスと編成を最適化するために、何らかの計画を立てる必要があります。データ管理ソリューションにあまり精通していない場合は、Autodesk 正規代理店または Autodesk プロフェッショナル サービスに問い合わせてアドバイスを受けることをお勧めします。