縮退メッシュ、非多様体メッシュ、方向付けされてないメッシュ、自己交差メッシュ、折り畳まれたエッジを含むメッシュを特定し、三角形を減らすことによってこれらの問題を修正します。
テストは連続的に実行され、各修復処理の後にフィードバックがオプションウィンドウおよびプロンプト ラインを介して提供されます。不備のある三角形を削除することによってメッシュを修正します。
Mesh Cut、Mesh Offset、Mesh Collarなどのメッシュ ツールを使用する場合、処理の前にメッシュを自動的に修復できます。したがって、Mesh Repairを使用する必要はありません。
操作方法
定義
縮退 - 重複した三角形(つまり、同じ 3 つの頂点が 2 つの三角形を表す)、または 2 つまたは 3 つのオーバーラップした頂点を持つ三角形が含まれていること。
多様体 - どの頂点も2つ以上の境界のエッジに隣接しておらず、どのエッジも2つ以上の三角形で共有されていない空間。
方向付けされている - すべての法線が同じ方向に向くように、三角形の周りの頂点が屈曲していること。
自己交差 - メッシュが自分自身と交差すること。
折り畳まれたエッジ - 任意の隣接する2つの三角形間の角度が所定の角度より小さいエッジ。
Mesh Repair Control オプション
Mesh Information
- Number of triangles/Number of vertices/Number of boundaries/Number of components
-
選択したメッシュの情報を表示する編集不可のフィールドです。
注:1つのコンポーネントと、境界を持たないメッシュは、STLフォーマットへの書き出しに必要な、単一の閉じた空間領域を示します。
Mesh Topology Checks
他のメッシュツールでモデルを操作するには、以下のテストに合格する必要があります。
- Non-degenerate triangles/Manifold/Consistent triangle orientation
-
連続テストの結果をpassまたはfailで表示する編集不可のフィールドです。
Non-degenerate triangles - 重複している三角形または縮退している三角形がない場合、テストは合格です。また、重複してオーバーラップしている三角形があるかどうかもテストします。これは、同じ 3 つの頂点が 2 つの三角形を表す場合に発生します。この状態は、テスト時に三角形の中心を指す矢印によって特定できます。
Manifold - 非多様体の頂点がない場合、テストは合格します。
Consistent triangle orientation - すべての三角形の法線が同じ方向に向いている場合、テストは合格です。
Stereolithography Validation Checks
以下のテストは、STL処理に使用可能なデータセットを作成する場合にのみ必要です。
- No self-intersecting triangles
-
メッシュが自己交差していない場合、テストは合格です。
- No folded edges
-
2つの任意の三角形間の角度がMinimum edge angleの値より大きい場合、テストは合格です。
- Check self-intersecting triangles
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これがチェックされていると、自己交差している三角形のテストが実行されます。
- Check folded edges
-
これがチェックされていると、折り畳まれたエッジのテストが実行されます。
- Minimum edge angle
-
1つのエッジを共有する2つの三角形のプレーン間に許容される最小角度を指定します。角度がこの値より小さい場合、三角形は「折り畳まれている」とみなされます。既定は15.0度です。
このオプションは、Check folded edgesがオンの場合に限って使用できます。
Display
- 問題のある場所を矢印で示します。
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このオプションがチェックされている場合、矢印はメッシュ内の問題のある三角形を指します。
- Show boundaries with arrows
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このオプションがチェックされている場合、修復後に各境界の横に矢印が表示されます。これにより、小さくて見つけにくい境界が特定しやすくなります。