ファクトリ オプション

ファクトリ オプションの既定を修正する

    Factory Design Utilities には、製造プロセスに合わせて調整可能な既定値が用意されています。適用可能であれば、単位を作業日、時間、分、もしくは秒に設定することができます。希望生産レートが作業日単位に設定されていない場合、その結果は分単位に統一されます。

    ファクトリ オプションにアクセスするには:

    1. [アプリケーション]メニューの下部にある[オプション]をクリックします。
    2. [オプション]ダイアログ ボックスで、[ファクトリ]タブにナビゲートします。
    3. 適切なボタンをクリックして、次の設定を編集します。

    搬送の既定値

    プロセスで使用する搬送のタイプを定義します。

      新しい搬送タイプを定義するには:

    1. [搬送タイプ]リストの下部にある[追加]をクリックします。
    2. 新しい搬送タイプに既定値を指定します。
    3. [OK]をクリックします。

      搬送タイプの既定を修正するには:

    1. 搬送タイプを選択します。
    2. 既定値を修正します。
    3. [OK]をクリックします。

    作業の既定値

    操作とは、製品の生成に使用される特定の製造プロセスのことです。既定のプロセスが用意されていますが、プロセスの要件に従って新しく追加することができます。

      新しい操作タイプを定義するには:

    1. [操作タイプ]リストの下部にある[追加]をクリックします。
    2. 新しい操作タイプに既定値を設定します。
    3. [OK]をクリックします。

      操作タイプの既定を修正するには:

    1. 操作タイプを選択します。
    2. 既定値を修正します。
    3. [OK]をクリックします。

    ステーションの既定値

    ステーションとは、操作が実行される場所のことです。製造ステーションにしたがって、すべての新しいステーションに既定値を設定してください。既定値の修正は、それ以降に作成されるすべてのステーションに影響します。ただし、既存のステーションは変更されません。

    1. 指定のステーションのプロパティに対する値と単位の種類を修正します。
    2. [OK]をクリックします。

    シフトの既定値

    1. 平均的な作業日で実行されるシフトの回数を指定します。
    2. 特定のシフトに時間数を指定します。
    3. [OK]をクリックします。

    ジョブの既定値

    1. ジョブの既定値と計測単位を指定します。
    2. パーツの数量を指定します。パーツの数量とは、1 つのジョブにおけるパーツの数を示します。
    3. バッチ サイズを指定します。バッチ サイズとは、そのバッチに含まれるジョブの数を示します。
    4. たとえば、1 つのジョブのパーツの数量が 10 個とします。各ジョブの生産物は、コンテナに運ばれます。1 台のフォークリフトが 1 つのパレットに 10 個のコンテナを運ぶことができるとします。このとき、バッチ サイズは 100 となります。10(パーツ数/ジョブ) x 10(ジョブの数量) = 100(合計パーツ数)

    既定の設定に関する詳細は、ファクトリ オプション プロパティを参照してください。