ツールチップはモデル内のフィーチャの上にマウスを置いたり、右クリックしたときに表示されます。次の 3 つのレベルでツールチップを作成できます。
- フィーチャ クラス ツールチップ: モデル エクスプローラでフィーチャ クラスのツールチップを作成すると、ツールチップはそのタイプのすべてのフィーチャで表示されます。たとえば、建物フィーチャ クラスの「建物」ツールチップを作成すると、すべての建物と建物のサブセットで「建物」と表示されます。
- データ ソース ツールチップ: データ ソースの設定の一部としてツールチップを定義すると、これらのツールチップはフィーチャ クラス ツールチップよりも優先されます。たとえば、ツールチップ「西側の建物」を持つ特定の建物データ ソースを設定した場合、このデータ ソースの一部である建物には「西側の建物」と表示され、他の建物には「建物」と表示されます。
- 選択セット ツールチップ: 一連のフィーチャを選択し、[プロパティ]パネルを使用してこれらのオブジェクトのツールチップを作成すると、選択セット ツールチップは他のすべてのツールチップよりも優先されます。たとえば、3 つの西側の建物を選択し、ツールチップ「レストラン」を作成した場合、各建物に「レストラン」と表示され、残りの西側の建物に「西側の建物」と表示され、他のすべての建物に「建物」と表示されます。
ツールチップには、一般的なテキストとプロパティを含めることができます。たとえば、道路ツールチップとして単語「道路」やプロパティ「NAME」を使用できます。プロパティを使用する場合、そのプロパティの値を含むすべての個々のフィーチャでその値が表示されます。たとえば、道路に NAME プロパティを使用する場合、各道路はツールチップにその名前が表示されます。道路に NAME の値がない場合、そのツールチップは空白になります。
また、ツールチップにイメージまたはリンクを含めることもできます。リンクについては、「リンクの追加」を参照してください。
使い慣れた表示設定のオプションまたは HTML タグを使用して、ツールチップの表示の外観を書式設定することができます。