2 つのファイルを指定することによって、ケーブル&ハーネス ライブラリ データをライブラリにインポートしたり、ライブラリからエクスポートしたりできます。この機能を使用すると、1 つのコマンドの複数のライブラリ定義を作成したり修正することができます。いずれの操作にも、カンマ区切りのデータ ファイル(.csv)と設定ファイル(.cfg)が必要です。
設定ファイルには、入力パラメータとそのデータ タイプ、対応単位が記述されています。データ ファイルには、ライブラリにインポートまたはライブラリからエクスポートされた各ハーネス オブジェクトが記述されたライブラリ データが格納されています。
[ケーブル&ハーネス ライブラリ]に定義をインポートする作業手順は、他のオブジェクト タイプと同じです。一度にインポートできるのは、1 つのオブジェクト タイプのデータのみです。ファイル内で提供されるデータは、オブジェクト タイプ(ワイヤ、ケーブルなど)ごとに異なります。
ライブラリからデータをエクスポートする際に、出力ファイルの名前と場所を設定します。これにより、指定したカンマ区切りのデータ ファイルにデータが書き出されます。データ ファイルには、ライブラリ内のアクティブ オブジェクトに関する情報が含まれます。列区切りには、ロケール固有のリスト区切り文字が使用されます。設定ファイルでは、エクスポートするプロパティを指定します。
すべてのプロパティ値は、環境設定の単位を使用してエクスポートされます。エクスポート用に使用したファイルと同じデータ ファイル(.csv)を使用することができます(対応する設定ファイルも使用可)。ライブラリからエクスポートするデータ ファイルと、ライブラリにインポートするデータ ファイルは、完全に互換性があります。