Design Doctor のリファレンス

モデルの問題を診断し、解決方法を提示します。

操作方法

コマンド メッセージ ダイアログ ボックスで、 をクリックします。

ブラウザで、 または のマークが付いたスケッチ、フィーチャ、拘束、または溶接ビードを右クリックし、[修復]を選択します。

注: アセンブリ内の拘束エラーの解析をさらに有効にするには、 [ツール]タブ [オプション]パネル [アプリケーション オプション] の順にクリックします。[アセンブリ]タブで[関連拘束の障害解析を有効化]をオンにします。エラー セットに含まれる拘束グループを表示するには、[関連拘束の障害解析を有効化]をアクティブにします。

Sketch Doctor

スケッチの問題を診断し、解決策を提示します。パーツ、アセンブリ、および図面スケッチで使用できます。

[選択]
スケッチのすべてのエラーが一覧表示され、一覧で選択したエラーが修正されます。ブラウザやグラフィックス ウィンドウで、選択したエラーがハイライト表示されます。[次へ]をクリックします。
[スケッチを診断]
スケッチで実行する診断テストを一覧表示します。チェック ボックスをクリックし、テストを選択します。結果は、エラーの一覧に追加されます。

グラフィックス ウィンドウで問題個所をハイライト表示できない場合(たとえば、ジオメトリがないことが原因である場合)、[問題をハイライト表示] (または[問題をハイライト解除])は[検査を継続]に変わります。このコマンドをクリックし、フィーチャ履歴を再生して問題の原因を見つけます。

[検査]
選択されたエラーの詳細情報と解決方法が示されます。グラフィックス ウィンドウ内でハイライト表示をコントロールするには、[問題のハイライト表示を解除]をクリックします。

グラフィックス ウィンドウで問題個所をハイライト表示できない場合(たとえば、ジオメトリがないことが原因である場合)、[問題をハイライト表示] (または[問題をハイライト解除])は[検査を継続]に変わります。[次へ]をクリックします。

[修復処理]
選択されたエラーの解決に使用できるオプションが表示されます。適切な処理をクリックして選択します。[完了]をクリックすると、処理が続行されます。

[ループを閉じる]: ループの開始点または終了点に接続している曲線を選択するように指示します。このような曲線がいくつもある場合には、ループが閉じるまですべて選択します。スケッチ コマンドを選択し、欠落したループ ジオメトリを新規に作成できます。

[スケッチ編集]: スケッチ環境に戻ります。ハイライト表示された問題を解決するには、スケッチ コマンドを使用します。

Feature Doctor と Weldments Doctor

問題を診断し、問題を修正します。このようなエラーの解決策を提示します。

[選択]
フィーチャで発生したエラーをすべて表示します。クリックして、エラーを選択します。ブラウザやグラフィックス ウィンドウで、選択したエラーがハイライト表示されます。[次へ]をクリックします。
[検査]
選択されたエラーに関する詳細な情報および説明を提示します。グラフィックス ウィンドウ内でハイライト表示をコントロールするには、[問題のハイライト表示を解除]をクリックします。

問題をグラフィックス ウィンドウでハイライト表示できない場合(例えば、ジオメトリが存在しない)、変更をハイライト表示して検査を継続します。[次へ]をクリックします。

[修復処理]
選択されたエラーの解決に使用できるオプションが表示されます。クリックして、処理を選択します。[完了]をクリックして Design Doctor を閉じると、処理が実行されます。

[フィーチャ編集]: フィーチャのダイアログ ボックスを開きます。

[フィーチャを削除]: フィーチャを削除します。削除したフィーチャに他のフィーチャが依存している場合は、そのフィーチャも削除されます。

[フィーチャを省略]: フィーチャを省略します。省略したフィーチャに他のフィーチャが依存している場合は、そのフィーチャも省略されます。

Assembly Constraints Doctor

不良な拘束を診断し、拘束エラーが発生したコンポーネントおよび拘束を識別します。このようなエラーの解決策を提示します。

[選択]
関係するジオメトリで発生した拘束エラーをすべて表示します。クリックして、拘束エラーを選択します。ブラウザやグラフィックス ウィンドウで選択した拘束がハイライト表示されます。[次へ]をクリックします。
[検査]
選択されたエラーの詳細情報と解決方法が示されます。グラフィックス ウィンドウ内でハイライト表示をコントロールするには、[問題のハイライト表示を解除]をクリックします。

問題をグラフィックス ウィンドウでハイライト表示できない場合(例えば、ジオメトリが存在しない)、変更をハイライト表示して検査を継続します。[次へ]をクリックします。

[修復処理]
選択されたエラーの解決に使用できるオプションが表示されます。クリックして修復処理を選択します。[完了]をクリックして Constraint Doctor を閉じると、処理が実行されます。

[拘束を編集]: [拘束を編集]ダイアログ ボックスを開きます。

[拘束を削除]: 拘束を削除します。その他の拘束が削除された拘束に関連付けられている場合は、エラーをさらに解決する必要がある場合があります。

[拘束を省略]: 拘束を省略します。その他の拘束が省略された拘束に関連付けられている場合は、エラーをさらに解決する必要がある場合があります。

[拘束を分離/編集]: 拘束に関連する 2 つのものを除き、すべてのコンポーネントの表示をオフにします。[拘束を編集]ダイアログ ボックスを開きます。

[無効な拘束関係を分離]: 拘束内のすべての交差コンポーネントを識別し、その他のコンポーネントの表示設定をオフにします。拘束にかかわるジオメトリのみを表示します。[拘束を編集]ダイアログ ボックスを開きます。このオプションは、[アプリケーション オプション]ダイアログ ボックスの[アセンブリ]タブで[関連拘束の障害解析を有効化]チェック ボックスがオンになっている場合にのみ表示されます。

[拘束を診断]: [関係矛盾解析]ダイアログ ボックスダイアログ ボックスを開きます。

このダイアログ ボックスは、他の拘束解決ツールを提供します。

[派生オブジェクトをエクスポート]

エクスポートされたオブジェクトのステータスが変更されてエクスポートされなくなり、参照元のオブジェクトがエラーになった場合に、問題を診断し、解決方法を提案します。

[選択]
エクスポート ステータスの変更の影響を受けるオブジェクトが一覧表示されます。ブラウザやグラフィックス ウィンドウで選択したオブジェクトがハイライト表示されます。[次へ]をクリックします。
[検査]
選択したエラーの情報と解決方法が示されます。グラフィックス ウィンドウ内でハイライト表示をコントロールするには、[問題のハイライト表示を解除]をクリックします。

問題をグラフィックス ウィンドウでハイライト表示できない場合(例えば、ジオメトリが存在しない)、変更をハイライト表示して検査を継続します。[次へ]をクリックします。

[修復処理]
選択されたエラーの解決に使用できるオプションが表示されます。クリックして処理を選択します。[完了]をクリックして Design Doctor を閉じると、処理が実行されます。

[派生を停止]: 派生コンポーネントからオブジェクトが除外されますが、リンク解除されたローカルのオブジェクトのコピーは派生コンポーネントとともに残ります。

[エクスポート用にマーク]: エクスポートするオブジェクトをリセットします。オブジェクトが読み取り専用の場合は、プロンプトが表示されます。

[削除]: 派生参照を削除します。