2D 接触ジョイントのプロパティを入力します。

ジョイントを作成した後に、2D 接触 ジョイント にプロパティを追加します。作用力または反力を表示するかどうかや、表示する力の種類(法線、接線力、合成力)を選択できます。必要に応じて、法線、接線力、合成力 ベクトル の尺度および/または色を設定し、確認しやすくします。

  1. [ダイナミック シミュレーション]ブラウザで、2D 接触ジョイントを右クリックし、[プロパティ]を選択します。

    ダイナミック シミュレーションでは 1 つの 2D 接触ジョイントしかありませんが、従来の接触ディスク曲線ジョイントや接触点曲線ジョイントは、[ダイナミック シミュレーション]環境を開くとすぐに 2D 接触ジョイントに自動的に変換されます。

  2. ジョイントを機構から取り除かずに、このジョイントをすべての計算から除外する場合、[ジョイントを省略]を選択します。
    注: 既定では、ジョイントはアクティブになっているため、[ジョイントを省略]チェック ボックスはオフになっています。
  3. コンポーネント 1 上の 曲線 の法線を反転する必要がある場合は、左側の[法線を反転]をクリックします。
    注: 曲線の法線は、2D 接触 ジョイント座標系 の Z 軸により与えられ、曲線の外部を定義します。ジョイント挿入中にこの軸を反転した場合、このジョイントは シミュレーション の間、矛盾した挙動をとるおそれがあります。
  4. コンポーネント 2 上の曲線の法線を反転する必要がある場合は、右側の[法線を反転] をクリックします。
  5. 反発 係数を変更する場合は、[反発係数]ボックスに値を入力します。

    既定では、反発係数は 0.8 です。

  6. 摩擦の係数 を変更する場合は、[摩擦]ボックスに値を入力します。

    既定は 0.15 です。

  7. グラフィックス ウィンドウ内で力ベクトルの表示にだけ影響するプロパティを見るため、[詳細]をクリックします。
    • 2D 接触ジョイントで作用力を表示する場合は、[作用力]をクリックします。
    • 反力を表示する場合は、[反力]をクリックします。
    • 必要に応じて、[法線]チェック ボックスをオンにして、力の法線ベクトルを表示します。
    • 必要に応じて、[接線力]チェック ボックスをオンにして、力の接線ベクトルを表示します。
    • 必要に応じて、[合成力]チェック ボックスをオンにして、荷重の合成力ベクトルを表示します。
    • 3 つのベクトルの 1 つまたは複数の尺度を変更する場合は、ベクトル タイプの右側にあるボックスに尺度係数を入力します。

      ベクトルの尺度を変更すると、グラフィックス ウィンドウでベクトル全体が見やすくなりますが、結果に影響はありません。

      既定は 0.01 です。

    • ベクトルの色を変更する場合は、ベクトル タイプの右端にある色をクリックして、Microsoft の[色の設定]ウィンドウを開き、色を選択します。
  8. [OK]をクリックします。

    プロパティが適用され、ダイアログ ボックスが閉じます。