旧バージョン(Autodesk Inventor Professional 10 以前)からアップデートする場合は、旧形式のマスター配管テンプレートを手動で現行バージョンにマイグレーションする必要があります。
マイグレーションする前に、Autodesk Inventor Professional 10 以前のバージョンで、旧形式のマスター配管アセンブリ テンプレートから空のチューブ&パイプ アセンブリを作成し、ファイルをローカル ディスクに保存します。マイグレーション作業手順を単純化するために、個別の配管をすべて削除してマスター配管アセンブリを残しておくことができます。
- 現行バージョンの Autodesk Inventor Routed Systems を起動し、旧バージョンで作成した空のチューブ&パイプ アセンブリ ファイルを開きます。
- ファイルを保存します。
アセンブリが自動的にマイグレーションされます。
- 旧形式のテンプレートのチューブ&パイプ スタイルにパブリッシュされた配管パーツと継手が使用されている場合、カスタム ライブラリをコンテンツ センターにインポートします。詳細については、「ライブラリを管理および設定する」を参照してください。
- また、新しいカスタムのチューブ&パイプ設定を追加する必要がある場合は、次の操作を行います。
- マスター配管アセンブリをアクティブ化します。[チューブ&パイプ スタイル]コマンドを使用して、カスタムのスタイルを作成または修正します。
- 最上位アセンブリをアクティブ化し、該当するグローバル マスター配管アセンブリ設定をセットします。
- 個別の配管がある場合、マスター配管アセンブリをアクティブ化し、すべての配管を削除します。
- 最上位アセンブリをアクティブにし、チューブ&パイプ配管を右クリックして、[プロパティ]を選択します。
- [プロパティ]ダイアログ ボックス [オカレンス]タブで、[アダプティブ]チェック ボックスをオフにします。
- [プロパティ]ダイアログ ボックスの[一般]タブに一覧表示されているこのマスター配管アセンブリ ファイルの名前と位置を書き留めます。ダイアログ ボックスを閉じます。
- 最上位アセンブリ ファイルを保存します。
- Autodesk Inventor Routed Systems を閉じます。
- Microsoft Windows エクスプローラまたは他の方法を使って、手順 9 で書き留めたマスター配管アセンブリ ファイルをコピーします。
- 対応するマスター配管アセンブリ テンプレートが格納されているフォルダにナビゲートします。
- XP 既定: C:¥Program Files¥Autodesk¥Inventor <バージョン>¥Design Data¥Tube & Pipe
- Windows 7 既定: C:¥ユーザー¥パブリック¥ドキュメント¥Autodesk¥Inventor <バージョン>¥Design Data¥Tube & Pipe
- 必要に応じて、元のテンプレートを残しておく場合は、piping runs.iam ファイルの名前を backup_piping runs.iam に変更します。
- 新しいテンプレートを piping runs.iam にペーストします。