埋め込み長さプロパティがスプライスでは重要です。これによってスプライス タイプが異なるからです。スプライスには 2 つのタイプがあります。
ワイヤがスプライス本体に挿入されて電気的接続が形成される物理オブジェクトワイヤはオーバーラップせず、したがって、埋め込み長さは 0 か負の数です。
はんだ付けまたは超音波接合されたワイヤ埋め込み長さはワイヤがオーバーラップする量となります。
いずれのスプライス タイプでも、スプライス ピンはスプライスの中央に位置付けされます。ワイヤの長さはすべてスプライスピンに合わせて計算されさます。スプライスの組み込み長さをワイヤの長さに加えて、調整後の長さの値が決まります。この処理によって、適切なワイヤの長さが、スプライスに接続する各ワイヤの長さに加えられていることになります。
スプライスの埋め込み長さを変更するには、[ケーブル＆ハーネス ライブラリ]でスプライスを作成し、必要な埋め込み長さの値を入力します。[既定のライブラリ スプライス]の埋め込みの長さは変更できません。
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