iLogic のシート メタル関数

シート メタル関数は、シート メタル パーツの現在のシート メタル規則スタイルおよび K ファクターに対して設定や読み取り行います。これらの関数によって、現在の材料や材料の厚さなどの特定の条件に従って、現在のシート メタル規則スタイルを自動的に変更できます。

シート メタル関数にアクセスするには、[スニペット]領域の[システム]タブで[シート メタル]ノードを展開します。

SheetMetal.SetActiveStyle

現在のアクティブなシート メタル規則スタイルを設定します。この関数は、[シート メタルの既定]ダイアログ ボックスから、手動で[シート メタル規則スタイル]を選択した場合と同じ処理になります。

構文

SheetMetal.SetActiveStyle(“styleName”)

“styleName”

[シート メタルの既定]ダイアログ ボックスの[シート メタル規則スタイル]の名前です。この名前は大文字と小文字が区別されません。

SheetMetal.SetActiveStyle(“styleName”)

[シート メタル規則スタイル]リストのスタイルの名前を指定します。

SheetMetal.SetActiveStyle(MyStyleParameter)

iLogic テキスト パラメータを指定します。

SheetMetal.GetActiveStyle

現在のアクティブなシート メタル規則スタイルを読み取ります。このスタイルは、iLogic テキスト パラメータまたはルール内のローカル変数に割り当てられます。この関数はモデルでの操作や、アクティブなシート メタル規則スタイルに従ったモデルの変更を行うために使用します。

CurrentStyleParameter=SheetMetal.GetActiveStyle()

SheetMetal.ActiveKFactor

現在アクティブな K ファクター(数値)を読み取ります。

KFactorParameter=SheetMetal.ActiveKFactor

フラット パターン寸法関数

この関数は、展開したフラット パターンの寸法を取得するために使用します。この値は、シート メタル パーツのモデル ツリーで、フラット パターンを右クリックして参照することもできます。

SheetMetal.FlatExtentsLength

フラット パターン寸法の幅(X 寸法)を取得します。

SheetMetal.FlatExtentsWidth

フラット パターン寸法の幅(Y 寸法)を取得します。

SheetMetal.FlatExtentsArea

フラット パターン寸法の面積(X * Y)を取得します。