ケーブル&ハーネス ライブラリを更新する

現在のバージョンでリリース 8 のケーブル&ハーネス サブアセンブリを開く場合、ケーブル&ハーネス ライブラリをマイグレーションする必要があります。マイグレーションは、ケーブルと基礎データ構造をサポートし、古いワイヤ定義を削除するために必要です。

旧バージョンで作成されたケーブル&ハーネス サブアセンブリをアクティブにし、そのアクティブなケーブル&ハーネス サブアセンブリでライブラリへのアクセスが必要になると、ワイヤ ライブラリは最新の形式に自動的にマイグレーションされます。元のライブラリには影響しないので、このライブラリを使用するリリース 8 のハーネス アセンブリにも一切影響はありません。

リリース 8 のライブラリがサーバに保存されている場合、最初のマイグレーション後に、すべてのユーザはマイグレーションされたライブラリ ファイルを参照する必要があります。マイグレーション中に削除されるワイヤの一覧の詳細は、「outdated_wires.xls」を参照してください。

ライブラリの格納場所

Autodesk Inventor ケーブル&ハーネス リリース 8 のハーネス アセンブリのマイグレーションを初めて実行すると、ライブラリ ファイルは、次のいずれかの場所に書き込まれます。

ライブラリ ファイルの場所は、リリース 8 のワイヤ ライブラリの現在の場所に依存します。リリース 8 のワイヤ ライブラリが既定の場所(C:¥Program Files¥Autodesk¥Inventor Professional 8¥Cable & Harness¥Content)にある場合、ライブラリ ファイルは現在のリリースの既定のフォルダに配置されます。&リリース 8 のワイヤ ライブラリが既定以外のフォルダにある場合は、マイグレーションされたライブラリ ファイルは同じ場所に配置されますが、新しい名前が付けられます。ファイルを既定の場所に保存している場合、ファイルを正しく管理できるように、そのファイルを別の場所に移動することをお勧めします。

ライブラリを初めてマイグレーションする際に行われること

Autodesk Inventor ケーブル&ハーネス リリース 8 のワイヤ ライブラリのマイグレーションを実行すると、次の更新が行われます。

ライブラリを 2 回目以降にマイグレーションする際に行われること

元のライブラリがマイグレーションされた後に他のハーネス アセンブリをアクティブにすると、次のいずれかの操作を行うようメッセージが表示されます。

アクティブなハーネス アセンブリが参照するリリース 8 のワイヤ ライブラリをマイグレーションすると、ライブラリ ファイルは、既定ではハーネス アセンブリと同じフォルダに配置されます。マイグレーションがキャンセルされると、ライブラリ ファイルはマイグレーションされません。ハーネス アセンブリを保存しようとするたびに、上記のメッセージが表示されます。また、ケーブル&ハーネス ライブラリを変更して保存する場合も同様のメッセージが表示されます。