新しいマスター配管アセンブリはすべて、piping runs.iam テンプレートを使って作成されます。カスタムのチューブ&パイプ設定を追加し、マスター配管アセンブリをプロジェクトに指定された場所に新しいテンプレートとして保存することができます。
次のワークフローは、現行バージョンの Autodesk Inventor チューブ&パイプで新しいマスター配管アセンブリのテンプレートを作成する方法について説明したものです。
- Autodesk Inventor の空の標準アセンブリを、必要なアセンブリ テンプレートから作成します。
- ファイルを保存します。
- リボンで、
[アセンブリ]タブ
[開始]パネル
[チューブ&パイプ]
の順にクリックします。
[チューブ&パイプ配管作成]ダイアログ ボックスが表示されます。
- 既定の設定をそのまま使用し、[OK]をクリックしてダイアログ ボックスを閉じます。
最初の配管 Run01 を使用してマスター配管アセンブリが自動的に作成されます。配管環境がアクティブになります。
- 配管環境がアクティブ化されます。
- リボンで、
[パイプ配管]タブ
[管理]パネル
[チューブ&パイプ スタイル]
の順にクリックします。チューブ&パイプ スタイルを作成、変更、またはインポートします。
- 最上位アセンブリをアクティブにして、チューブ&パイプ配管を右クリックし、[チューブ&パイプ設定]を選択します。[配管ファイル名を指定するプロンプトを表示する]など、適切なグローバル設定を指定します。実際にはすべてのグローバル設定が今後の使用に対して適用されるわけではありません。[すべてのチューブ&パイプの更新を保留]や[R9 の部品表を使用]などは適用されません。
- マスター配管アセンブリをアクティブにして、Run01 を右クリックし、[配管削除]を選択します。[OK]をクリックして削除を確認します。
- 最上位アセンブリをアクティブ化します。
- ファイルを保存します。
- グラフィックス ウィンドウで右クリックし、[チューブ&パイプのテンプレートを作成]を選択します。
piping runs.iam ファイルが、元のテンプレートのバックアップとともにテンプレートのフォルダに作成されます。バックアップのファイル名は piping runs-old(1).iam で、1 は 1 から始まる増分値です。
- [OK]をクリックして、テンプレートの作成とテンプレートの場所を確認します。
注:
- マスター配管アセンブリ テンプレート ファイルの名前は、必ず piping runs.iam にしてください。
- テンプレートの既定の場所は、
- XP の場合、C:¥Program Files¥Autodesk¥Inventor <バージョン>¥Design Data¥Tube & Pipe
- Windows 7: C:¥ユーザー¥パブリック¥ドキュメント¥Autodesk¥Inventor <バージョン>¥Design Data¥Tube & Pipe