Inventor アセンブリ内のルートと配管は、マスター配管アセンブリ テンプレートを使用して作成されています。マスター配管アセンブリ テンプレートは、Autodesk Inventor チューブ&パイプのインストール パスに格納されています。XP 既定: C:¥Program Files¥Autodesk¥Inventor <バージョン>¥Design Data¥Tube & PipeWindows 7 既定: C:¥ユーザー¥パブリック¥ドキュメント¥Autodesk¥Inventor <バージョン>¥Design Data¥Tube & Pipe
Autodesk Inventor チューブ&パイプには、インチ単位とメートル法の 2 種類のテンプレートがあります。Autodesk Inventor をインストールすると、選択した既定の計測単位によって、Inventor の標準アセンブリの作成に使用される既定のテンプレートと、ルートと配管の作成に使用される既定のテンプレートが設定されます。たとえば、インストール時に既定の計測単位としてフィート法(インチ)を設定した場合は、English サブフォルダ内のテンプレートが Templates フォルダにコピーされます。
ルートや配管がないマスター配管アセンブリは、Design Data フォルダに保存してテンプレートとして使用できます。マスター配管アセンブリ テンプレートには、ユーザ独自のチューブ&パイプ固有の設定を追加できます。たとえば、すべての新しいチューブ&パイプ アセンブリで使用できるように、新しいスタイルをテンプレートにインポートできます。
事前作成で使用できるように、次のチューブ&パイプ固有の設定をテンプレートに追加することができます。
[チューブ&パイプ設定]ダイアログ ボックスでの変更に応じたテンプレート ファイルの更新は、通常のマスター配管アセンブリ ファイルを更新する場合とは異なります。カスタム テンプレートを使用して新しいチューブ&パイプ アセンブリを作成するときに、すべての設定を適用できるわけではありません。たとえば、テンプレートは、[配管ファイル名を指定するプロンプトを表示する]の設定を記憶することはできますが、[すべてのチューブ&パイプの更新を保留]や[R9 の部品表を使用]の設定を記憶することはできません。
テンプレートを作成する場合も、[チューブ&パイプ設定]ダイアログ ボックスの[すべてのチューブ&パイプの更新を保留]および[R9 の部品表を使用]オプションをオンにすることができますが、次回テンプレートを使用してルートや配管を作成したときには、これらの設定は自動的にオフになります。したがって、マスター配管アセンブリのこれらの設定は、後で変更するしかありません。