スケッチをミラー化する

スケッチ環境の[ミラー]コマンドは、軸に関してスケッチのミラー化されたコピーを作成します。パーツおよびアセンブリの環境では、パーツ フィーチャ、アセンブリ コンポーネント、およびアセンブリ全体を、平面に関してミラー化することができます。

スケッチのミラー イメージを作成する前に、作業平面の表示設定をオフにします。次の 2 つの方法があります。

表示画面は次の図のようになります。

注: 分かりやすくするため、図では 60 mm の寸法が移動され、角度寸法が削除されています。

以上で、新しいスケッチをパーツの X 軸に関してミラー化する準備が整いました。

  1. リボンの[スケッチ]タブ [パターン]パネル [ミラー]の順にクリックします。[選択]ボタンがアクティブな状態で[ミラー]ダイアログ ボックスが表示されます。次に、画面上の2 つの対角点を選択して、スケッチ プロファイル全体をミラー ウィンドウで囲みます。
  2. カーソルを左上のスケッチ外部に移動して、最初の点を選択します。次に、カーソルを対角方向に右下へ移動して、2 番目の点を選択します。カーソルを移動するにつれて、ウィンドウがグラフィカルにプレビューされ、[ミラー]ウィンドウの必要な範囲を決めるのに役立ちます。
  3. [ミラー]ダイアログ ボックスの[ミラー中心線]ボタンをクリックし、前の手順で投影した X 軸を選択します。
  4. [ミラー]ダイアログ ボックスの[適用]ボタンをクリックし、ミラー操作の結果をプレビューします。
  5. [完了]ボタンをクリックしてスケッチをミラー化し、[ミラー]ダイアログ ボックスを閉じて、[ミラー]コマンドを終了します。
  6. [スケッチ]タブ [終了]パネル [スケッチを終了]の順にクリックし、スケッチを完了してスケッチ環境を終了します。グラフィックス ウィンドウ内を右クリックし、マーキング メニューから[スケッチを終了]を選択することもできます。
  7. スケッチを完了すると、モデルが自動的に回転してホーム ビューになります。モデルが回転しない場合は、ファンクション キー[F6]を押してビューを回転させます。

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