このトピックでは、Inventor Mold Design 環境で使用され、参照ファイルの管理、配置を行うプロジェクト ファイルについて確認します。また、金型ライブラリに関して、Inventor Mold Design アプリケーションが金型ライブラリにアクセスして、金型アセンブリ内でコンポーネントを作成する方法についても確認します。
Inventor Mold Design で作業する場合、非常に多くのファイルが作成、参照されます。プロジェクト ファイルは、次の点で Mold Design 環境に影響を与えます。
Inventor Mold Design は、[モールド ベース]、[エジェクタ]、[スライダー]、[リフター]、[スプルー ブッシュ]、[位置決めリング]、[ロック セット]など、民生用カタログ ライブラリのコンポーネントを幅広くサポートします。事前定義されたコンポーネントは、D-M-E、Futuba、HASCO、Progressive、Punch、Misumi、Sideco、Meusburger、Strack、Pedrotti および Rabourdin の業界標準に適合しています。コンポーネントは、すべて Inventor Mold Design アプリケーションにより作成されます。作成にはコンテンツ センターではなく金型ライブラリが使用されます。
パーツまたはアセンブリの設計環境と同様に、Mold Design 環境でライブラリを使用する場合は、必要なライブラリをプロジェクト ファイルにアタッチする必要があります。金型ライブラリをマッピングして、Inventor Mold Design アプリケーションで必要な金型アセンブリ コンポーネントを生成できるようにすることが重要です。これらのコンポーネントに加えて、コンテンツ センターから Inventor Mold Design に標準コンポーネントが生成され、コンテンツ センターによってファイルが管理されます。