オービットの詳細

Inventor 2009 では、拘束オービットと呼ばれる、オプションのオービット動作が追加されています。AutoCAD ユーザ以外には、この動作も目新しい可能性があります。既存のオービットの動作では、オービットは画面の軸に拘束されません。拘束オービットでは、オービットはモデルの上方向に対して拘束されます。

2 つのタイプの違いを確認するには、次の操作を行います。

  1. アイソメ ビューでモデルを配置し、立方体の面を上にします。
  2. リボンで、 [表示]タブ [ナビゲーション]パネル [拘束オービット] ([オービット]コマンドでグループ化)
  3. 目盛り線の外側の、いずれかの水平マーカーの近くにカーソルを移動します。マウスをクリックし、カーソルを画面の横方向にドラッグします。オービットはモデルの上方向の軸に拘束されています。

  4. [自由オービット]アイコン をクリックして、先ほどと同じようにカーソルをドラッグします。

    オービットの軸が画面に平行であることが分かります。

    AutoCAD のユーザが Autodesk Inventor を初めて使う場合は、拘束オービットの方が違和感がなく、使いやすい可能性があります。

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