シート メタルの面または曲げでのカット

[切り取り]コマンドを使用すると、シート メタル面から材料を除去することも、シート メタルの曲げ全体にわたってをカットすることもできます。

シート メタルに単純なカットを作成する

はじめに、除去する材料の形状を表すプロファイルをスケッチします。

リボンで、 [シート メタル]タブ [修正]パネル [切り取り] の順にクリックします。 スケッチにプロファイルが 1 つだけの場合、そのプロファイルが自動的に選択されます。 複数のプロファイルがある場合は、[ プロファイル ]をクリックし、カットするプロファイルを選択します。 [範囲]領域の下向き矢印ボタンをクリックして、押し出しを終了する方法を選択します。 [距離] [厚さ]の横の下向き矢印ボタンをクリックして、厚さを指定する方法を選択します。カット方向をクリックします。 [次へ] 方向ボタンをクリックして、カットの方向を指定します。 [終点]: カットの終点となる面をクリックします。必要に応じてチェック ボックスをオンにして、カットが選択した面を越えないようにします。 [始終点] カットを開始する面と終了する面をクリックします。 [360度]を選択した場合は、カット方向をクリックします。 [OK]をクリックします。 注: スケッチ プロファイルが曲げと重なっている場合、[カット]コマンドによって、定義されている範囲と方向に基づいて材料が除去されます。曲げに沿って貫通カットまたは深さ指定カットを作成するには、[曲げに沿ってカット]オプションを使用します。

シート メタルの曲げに沿ってカットする

リボンで、 [シート メタル]タブ [修正]パネル [切り取り] の順にクリックします。 スケッチにプロファイルが 1 つだけの場合、そのプロファイルが自動的に選択されます。 複数のプロファイルがある場合は、[ プロファイル ]をクリックし、カットするプロファイルを選択します。 [曲げに沿ってカット]をオンにします。 貫通カットの深さとして Thickness パラメータの値をそのまま使用するか、Thickness パラメータの割合として非貫通カットを指定するか、正確な深さの値を入力します。 [OK]をクリックします。 注: 次の左側の図は、Thickness パラメータと同じ距離の値が設定された、複数の曲げに沿った単純なカットを示しています。右側の図は、同じ単純なスケッチを使用した、曲げに沿ったカットを示していますが、こちらは距離が Thickness/2 に設定されています。どちらの例にも、スケッチが表示されています。

ヒント: 曲げに沿ってカットするカット フィーチャを作成するときに使用するプロファイル スケッチを作成する場合、展開ジオメトリをスケッチに投影すると便利です。平面を選択してスケッチを開始してから、([ジオメトリを投影]コマンドと[断面エッジを投影]コマンドと並んでいる)[フラット パターンを投影]スケッチ コマンドを使用して、最初に選択したスケッチ面と隣接する面を選択します。このコマンドにより、展開された面が曲げラインとともに投影され、これを使用してスケッチに寸法を記入することができます。最後に、スケッチの[切断して表示]オプションを使用して、スケッチ面から曲げモデルのジオメトリを除去することができます。

曲げに沿ったカットの作成方法を表示する

注: 共有スケッチ をプロファイルとして使用することができます。ブラウザで、使用するスケッチを含むフィーチャの横にあるプラス記号(+)をクリックし、スケッチ アイコンを右クリックして[スケッチを共用]を選択します。