[コピーを名前を付けて保存]オプションを使って、既存のファミリのコピーを作成し、読み取り/書き込み可能ライブラリに新しいファミリとして保存します。[コピーを名前を付けて保存]コマンドを使って作成したファミリは、コンテンツの結合ビューに親ファミリから分離して表示されます。
- リボンで
[管理]タブ
[コンテンツ センター]パネル
[エディタ]
の順にクリックして、[コンテンツ センター エディタ]ダイアログ ボックスを開きます。
- コピーするファミリを見つけます。
- ファミリを右クリックし、[コピーを名前を付けて保存]を選択します。
- [コピーを名前を付けて保存]ダイアログ ボックスでオプションを設定します。
- コピーしたファミリを保存する読み取り/書き込み可能ライブラリを選択します。
- [独立ファミリ]または[親ファミリにリンク]を選択します。
- [ファミリ名]と[ファミリの説明]を編集します。
- フォルダ名を編集します。このフォルダは、ファミリ メンバのパーツをアセンブリに配置したときに保存先となります。
- 必要に応じて、[確認]をクリックして[確認]ダイアログ ボックスを表示します。ファミリ テーブルを確認して(最初の 3 つの行のみが表示されます)、[OK]をクリックします。また、ファイル名または部品番号の式を編集して、[適用]と[OK]をクリックします。
ヒント: [確認]ダイアログ ボックスで式を編集するには、最初のテーブル行の[ファイル名]フィールドまたは[部品番号]フィールドをクリックします。[式]フィールドを編集します。ファミリ パラメータを式に挿入するには、右側にある
をクリックし、リストでパラメータをダブルクリックします。忘れずに[適用]をクリックして変更を保存します。
- [ファミリのコピーを名前を付けて保存]ダイアログ ボックスで[OK]をクリックしてコピー処理を開始します。
注: 新しく作成するファミリに親ファミリへのリンクを含めるか、リンクのない独立したファミリとするかを決定できます。
|
親ファミリにリンクしているファミリは、親ファミリが変更されたときに更新情報を受け取ります(親ファミリの新しいバージョンがインストールされた場合や、親ファミリが編集された場合など)。リンクがあるファミリでは、パラメータ マッピングを編集できません。テンプレート ファイルを変更した場合、ファミリが更新されると、テンプレート ファイルが上書きされます。
|
|
親ファミリへのリンクがないファミリは、コンテンツ センター ライブラリ内の新しいファミリとみなされます。このファミリは、手動でコンテンツ センターにパブリッシュされたファミリとして扱われます。
|
|
コピーされたファミリと親ファミリのリンクを解除することができます。リンク付きでコピーされたファミリを右クリックし、[リンクを解除]を選択します。リンクが解除されると、ファミリは独立し、親からの更新を受け取りません。
|
|
コピーされたファミリと親ファミリ間のリンクは省略することができます。リンク付きの[コピーを名前を付けて保存]ファミリを右クリックし、[リンクを省略]を選択します。リンクを省略すると、親とのファミリの同期が保留されます。後から省略を解除して、ファミリを同期することができます。
|
2 次コピー
- [コピー先]コマンドを使って作成したファミリに[コピーを名前を付けて保存]コマンドを使うことはできません。
- リンク付きで[コピーを名前を付けて保存]を使って作成したファミリに[コピーを名前を付けて保存]を使う場合、2 回目のコピーによって元の親ファミリへのリンクが作成されます。親ファミリが更新されると 2 回目のコピーが更新されますが、1 回目のコピーが変更されたときは更新されません。
- ファミリの 1 回目のコピーを修正した場合、それらの修正は 1 回目のコピーにのみ適用されます。2 回目以降のコピーは更新時に破棄されます。