パーツ内に図を配置して、デカール、彩色、シルクスクリーンの使用を表現することができます。[イメージを挿入]を使用してスケッチに図を追加した後、[デカール]または[エンボス]を使用してイメージをパーツの面に適用します。
アクティブなスケッチからイメージを削除することができます。
スケッチに挿入するイメージのタイプ
スケッチには、[開く]ダイアログ ボックスのドロップダウン リストに示されているイメージのタイプをどれでも挿入できます。これには次のような例があります。
- グラフィックス プログラムで作成された .bmp ファイルを使用して、テクスチャとイメージを挿入します。
- .doc ファイルを使用して、ロゴや標語の図を挿入します。
- .xls ファイル(印刷領域)を使用して、指示、警告、注意を挿入します。
イメージをスケッチに配置した後、[デカール]や[エンボス]を使用して、浮き出させた文字、押印、シルクスクリーンなどの効果を実現します。これらのコマンドでは、イメージを不規則な形状やサーフェスに適用することもできます。
イメージのサイズと位置
スケッチにイメージを配置すると、 境界領域 によりイメージのサイズが表示されます。イメージのサイズは変更できますが、 縦横比 は変更できません。つまり、全体のサイズを変更しても、比率は変わりません。
寸法や拘束を使用してイメージの境界を配置することができます。右クリック メニューの[プロパティ]オプションを使用して、イメージの反転や回転を行えます。
イメージの透過性
マスク
を使用することで、イメージを透明にすることができます。
イメージを右クリックして[プロパティ]を選択し、[マスクを使用]チェック ボックスをオンにします。
イメージの表示設定
イメージの表示/非表示を切り替えることができます。ただし、 境界領域 はスケッチ拘束と寸法で使用できるように常に表示されます。
スケッチ内のイメージの表示設定をするには、最初にスケッチをアクティブにします。パーツ ブラウザまたはグラフィックス ウィンドウで、右クリックして[スケッチ編集]をクリックします。スケッチ ブラウザでイメージのアイコンを右クリックし、[表示設定]を選択します。イメージの表示設定がオフになっている場合は、ブラウザでアイコンを選択することによってのみオンに戻すことができます。
イメージを更新する
イメージ ファイルを選択したときに[開く]ダイアログ ボックスの[リンク]チェック ボックスをオンにしておくと、イメージが変更された場合に、そのイメージを更新することができます。イメージ ファイルの最新バージョンを取得するには、ブラウザでイメージを右クリックし、[更新]をクリックします。
イメージ ファイルがリンクされていない場合は、そのファイルを削除し、変更されたイメージに置き換えます。