アニメーションをレンダリングすると、[レンダリング]ダイアログ ボックスで指定した設定に従って、アニメーションが出力されます。このダイアログには、3 つのタブがあり、[全般]タブで指定した設定に従って、設定項目が表示されます。カメラが目的どおりにアニメーションを表示しているかを確認するには、[レンダリングのプレビュー]オプションを使用することをお勧めします。
アニメーションをレンダリングする前に、アクティブな作品がないことを確認する必要があります。ブラウザで、作品のフォルダを展開します。いずれかの作品がアクティブな場合には、その横にチェック マークが表示されているため、右クリックして非アクティブ化します。レンダリング時、アクティブな作品は、アニメーションよりも優先されます。
アニメーションのレンダリング設定を指定します。リボンで、
[レンダリング]タブ
[レンダリング]パネル
[レンダリング アニメーション]
の順にクリックします。
- [一般]タブで、以下を指定します。
- 高さと幅
- カメラ
- ライティングとシーン スタイル
- レンダリング タイプ - シェーディングまたはイラストレーション
注: レンダリングするのが作品ではなくアニメーションの場合、一度に記録できるカメラは 1 つだけです。アニメーションのレンダリング時に複数のカメラを使用する場合、ビデオ制作ツールやその他のビデオ編集ソフトウェアを使用する必要があります。 - [出力]タブで、アニメーションのすべてをレンダリングするのか、一部をレンダリングするのかを指定します。アニメーションを逆方向でレンダリングすることも選択できます。出力ファイルの名前とタイプ(.avi、.wmv、または静止画像)、およびフレーム レートを設定します。結果を手早く確認するには、[レンダリングのプレビュー]を使用します。プレビュー レンダリングでは、Studio の照明ではなく、モデリング環境のシーンまたは IBL 照明を使用します。
- アニメーションが保存されるファイルのタイプと名前: 出力タイプに WMV を選択する場合は、[カスタム]オプションで[ネットワーク帯域幅]に 700 以上の値を指定します。
- [アニメーション全体または時間範囲]: アニメーションのセグメントを生成するには、時間範囲を使用します。秒またはフレーム単位で範囲を指定します。フレームを指定するには、24f から 124f のように値の後に "f" の文字を付加します。
- [アンチエイリアス レベル]: レベルを高くすると出力の生成にかかる時間が長くなります。
- [形式]: ビデオ出力か、各フレームがイメージとして出力されるイメージ出力を指定できます。この場合、アニメーションの製作では、これらをサードパーティ製エディタでコンパイルすることになります。
- [プレビュー:レンダリングなし]:ファイル内の出力をプレビューするにはこのオプションを使用します。ライティングとシーン情報はレンダリングされません。
- [フレーム レート]: 規格により、通常のテレビや映画のフレームは、24 から 30 fps の間にあります。
注: プレビュー レンダリングでは、照明、影、反射などのモデル シーン要素を使用して、アニメーションを記録します。 - [スタイル]タブで、最終的な作品をレンダリングするときには、実際の出力を確認するために[反射を有効]を選択してください。イラストレーション出力を製作している場合には、このタブに、イラストレーション出力をコントロール可能なさまざまな設定が表示されます。