リボンで、 [管理]タブ [オーサリング]パネル [iPart を作成] コマンドを使用すると、チューブ&パイプ iPart のオーサリングおよびコンテンツ センター ライブラリへのパブリッシュの準備を行うことができます。iPart ファクトリに変換された各パーツは、固有の[iPart 作成]テーブルを持ちます。パーツの計測単位は、選択した規格に従って設定されます。[単位]の設定を確認するには、 [ツール]タブ [オプション]パネル [ドキュメントの設定] [単位]タブの順にクリックします。
チューブ&パイプ iPart の準備が整ったら、次の操作を行うことができます。
チューブ&パイプ iPart をオーサリングしてコンテンツ センター ライブラリにパブリッシュした後、それらを使用してカスタム チューブ&パイプ スタイルを作成できます。iPart の作成、オーサリング、およびパブリッシュでは、次のガイドラインに従ってください。
オーサリングおよびパブリッシュ対象のチューブ&パイプ iPart を作成する場合は、次のガイドラインに従ってください。
[iPart 作成]テーブルには、パーツのすべてのサイズを正しく表すために変更する必要のある各パラメータの列が含まれていなければなりません。たとえば、パーツにねじが含まれている場合は、ねじの列を指定する必要があります。
配管 iPart には、次の 5 つの列が含まれている必要があります。列名は重要ではありません。ND、SN、OD、ID、および PL はパラメータの列です。
ND |
パイプの呼び径です。ND (呼び径)列は、Autodesk Inventor のチューブ&パイプで互換性のあるパーツ サイズを検索する際に重要になります。1/2 や 3/4 など、単位のない標準寸法の値が含まれている必要があります。メートル法の寸法の例は、M15、M20 のようになります。1/2 in、1/4 in、15 mm、20 mm などと指定しないようにしてください。 |
SN |
異なる厚さのスケジュール番号です。 |
OD |
外径です。 |
ID |
内径です。 |
PL |
パイプ長です。 |
継手の iPart には ND が含まれている必要があります。径違い継手では、各呼び径ごとに ND 列が必要です。その他の(径違いではない)継手の場合は、ND 列を 1 つだけ指定します。これは主キーでなければなりません。
継手のサイズの間隔は、次の表に示されているようにパーツの材料によって異なります。
[材料] |
最小/最大サイズ(インチ) |
最小/最大サイズ(mm) |
鋳(灰)鉄 |
1/4 - 4 |
DN 10 -100 |
鋳造黄銅/青銅 |
1/4 - 4 |
DN 10 -100 |
フランジ鋼 |
1 - 6 |
DN 25 -150 |
鍛鋼(ねじ込み) |
1/8 - 4 |
DN 6 -100 |
鍛鋼(ソケット) |
1/8 - 4 |
DN 6 -100 |
鍛鉄 |
1/2 - 6 |
DN 15 -150 |
圧入鋼 |
1/2 - 2 |
DN 15 -50 |
ステンレス鋼 |
1/2 - 6 |
DN 15 -150 |
PVC |
1/2 - 6 |
DN 15 -150 |
CPVC |
1/2 - 6 |
DN 15 -150 |
Autodesk Inventor には、チューブ&パイプ iPart ファクトリを操作するときに編集範囲を切り替えるための[iPart/iAssembly]ツールが装備されています。
デザインの要件に合わせて次のいずれかを実行します。