Inventor が点群を使用できるようにするには、事前に派生元のスキャン ファイルをインデックス化しておく必要があります。これは、[Autodesk ReCap]コマンドを使用して行います。Autodesk ReCap のファイルをインデックス化したら、[アタッチ]コマンドを使用して Inventor のグラフィックス ウィンドウに点群を配置、方向変更、または尺度変更します。点群の密度を減らすこともできます。
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リボンで、
[管理]タブ
[点群]パネル
[アタッチ]
の順にクリックします。[点群を選択]ダイアログ ボックスが表示されます。 - アタッチ対象のインデックス化ファイル(.rcs or .rcp)が格納されたフォルダに移動します。ファイルを選択し、[開く]ボタンをクリックしてダイアログ ボックスを閉じます。
- グラフィックス ウィンドウで点を選択して点群を配置します。[点群をアタッチ]ダイアログ ボックスが表示されます。
- [原点に挿入]チェックボックスをオンにして、レイアウトの 0,0,0 に点群を挿入します。または、原点 0, 0, 0 を基準として点群を移動する場合は、対応するテキスト ボックスに X、Y、または Z のオフセット値を入力します。
- 1 つまたは複数の軸を基準として点群を回転する場合は、X、Y、または Z の回転値(度)を入力します。
- 必要に応じて、[尺度]テキスト ボックスを使用して点群の尺度を変更します。
- [OK]ボタンをクリックして、ダイアログ ボックスを閉じます。
点群をアタッチすると、ブラウザに新しい[点群]ノード 
が作成されます。現在のパーツまたはアセンブリ ファイルにアタッチされた点群をすべて表示するには、ブラウザ ノードを展開します。
アタッチされた点群を編集する
アタッチされた点群を編集する場合は、次の操作を行います。
- ブラウザで、編集する点群ノードを見つけます。
- ノードを右クリックし、ポップアップ表示された右クリック メニューで[アタッチしたデータを編集]を選択します。
- [点群をアタッチ]ダイアログ ボックスが表示され、選択した点群の現在の値が示されます。
- 必要な変更を加え、[OK]をクリックしてダイアログ ボックスを閉じ、コマンドを終了します。
注: [密度を手動で調整]チェック ボックスは、R2013 で作成されたファイルで .pcg ファイルを編集している場合にのみオンになります。この設定を使用して、点群の密度を調整することができます。点の密度を下げると、アタッチされた点の数と点の合計数が減少します。