スキャンによる点群の出力

点群は、通常 XYZ 座標で定義される 3 次元座標系における一連の頂点です。頂点は、一般にオブジェクトの外面を表すためのものです。

点群は、オブジェクトの表面上にある多数の点を計測する 3D スキャン装置で作成されます。スキャンによって点群が出力され、データ ファイルとして保存されます。点群は、装置で計測された一連の点を表します。

点群をパーツまたはアセンブリにアタッチするには、Autodesk ReCap を使用して事前にインデックス化しておく必要があります。スキャン ファイルのインデックス化と Autodesk ReCap の使用の詳細については、http://www.autodesk.com/recaphelp の Autodesk ReCap のヘルプを参照してください。

Inventor では、次の種類の点群データ ファイルに含まれる 3D 点群をインデックス化できます。

これらのファイルのいずれかをインデックス化すると、.rcs または .rcp ファイルが作成され、Inventor にアタッチできるようになります。複数のスキャンを 1 つのリアリティ キャプチャプロジェクト(.rcp)ファイルに収集し、Inventor 内のグループとしてアタッチできます。関連する複数のスキャン ファイルの処理中に、Autodesk ReCap でそれらのファイルがプロジェクト(.rcp)ファイルを使用して関連付けられ、.rcs ファイルとともに保存されます。

注: Autodesk Factory Design Suite を使用すると、点群内の点にファクトリ アセットを直接スナップできます。