リボン ケーブルを作成、編集する

2 つのコネクタ間にリボン ケーブルを作成、編集します。

  1. [アセンブリ]タブで、[コンポーネント配置]をクリックします。ribbon_cable_connector.iptのインスタンスを 1 つ配置します。このコネクタは、既にオーサリングされているので、リボン ケーブル用の選択肢として有効です。
  2. メイト拘束を使用して、ribbon_cable_connector をメス コネクタに拘束します。ribbon_cable_connector の最終的な位置が図のようになっていることを確認します。
  3. ブラウザで、リボン ケーブルをアクティブにします。
  4. [ケーブル&ハーネス]タブで、[リボン ケーブルを作成]をクリックします。
  5. ダイアログ ボックスで、[名前]28AWG_10Con に設定されていることを確認します。
  6. 開始コネクタを選択します(次の図を参照)。[開始ピン]1 に設定されていることを確認します。
  7. 終了コネクタを選択します。[開始ピン]1 に設定されていることを確認します。
  8. [OK]をクリックします。2 つのコネクタ間にスプラインが描画され、リボン ケーブルのプレビューが表示されます。スプライン作成モードのままです。
    注:
    • コネクタの場所と方向が、リボン ケーブルとコネクタの結合を妨げている場合、リボン ケーブルのアウトラインはプレビューされません。
    • リボン ケーブルのレンダリング方法をコントロールするには、 [ケーブル&ハーネス]タブ [表示設定]パネル [レンダリング表示]または[中心線表示]の順にクリックします。この例では、[レンダリング表示]を使用します。
  9. 折り曲げ位置の指定に使用するスプラインを追加します。開始コネクタ付近にあるハウジング面を選択し、最初の点を位置決めします。
  10. ケーブルねじれの編集用に制御点として用いるスプラインに点を追加します。終了コネクタ付近にあるハウジング面を選択し、2 つ目の点を位置決めします。
  11. 右クリックして[完了]を選択します。
  12. 最初に作成したスプライン点を右クリックし、[折り曲げを作成]を選択します。

    点付近に表示されるインジケータによって、折り曲げ方向がフィードバックされます。このインジケータを参照して、折り曲げをモデル ジオメトリに位置合わせしてください。

  13. [折り曲げを作成]ダイアログ ボックスで、[軸]を選択します。

    このコントロールは、インジケータの軸部分の方向を指定します。コネクタ上の直線エッジまたは平坦面を選択します。エッジを選択した場合、そのエッジに平行に軸が位置合わせされます。平坦面を選択した場合、その面に垂直に軸が位置合わせされます。

  14. [矢印]ボタンを選択します。

    このコントロールは、インジケータの矢印部分の方向を指定します。エッジまたは面を選択します。インジケータが次の図のようになっていることを確認してください。

  15. [1 重折り曲げ]が選択されていることを確認します。
  16. [OK]をクリックします。単一折り曲げが、直角の方向変更を作成するリボン ケーブルに追加されます。
    注: 折り曲げジオメトリを完全に定義するためのスプラインに、2 つの点が自動的に追加されます。追加された点は編集できません。これらの点の位置は、リボン ケーブルのサイズと折り曲げの方向によって自動的に決まります。
  17. 最初のスプライン点の位置によっては、ピンの列の中心と横方向に位置が合わない場合があります。この例では、最初のスプライン点が行の片側に押しのけられています。折り曲げの横方向オフセットが許容できない場合は、スプライン点をピンの列の中心に位置合わせします。
  18. 折り曲げ点を右クリックし、[3D 移動/回転]を選択します。
  19. [3D 移動/回転]ダイアログボックスで、[位置合わせまたは位置を再定義]をクリックします。
  20. 座標系球体を選択し、コネクタ上の作業点を選択します。座標系が作業点に再配置されます。
  21. 緑色の矢印を選択し、Y 軸に沿って座標系をおよそ 0.9 インチ、ドラッグします。代わりの方法として、緑色の矢印をクリックし、[3D 移動/回転]ダイアログ ボックスの[Y コントロール]に 0.9 インチを入力する方法もあります。
  22. 青色の矢印を選択し、座標系を現在の場所からおよそ -0.3 インチ(マイナス 0.3 インチ)ドラッグします。
  23. [適用]をクリックします。リボン ケーブルの折り曲げが調整されます。[3D 移動/回転]ダイアログ ボックスは開いたままです。[OK]をクリックすると、折り曲げが調節され、ダイアログ ボックスが閉じます。

    [適用]または[OK]をクリックした後に[3D 移動/回転]の結果を取り消すには、[元に戻す]コマンドを使用します。

  24. この例の場合、2 つ目の中間スプライン点の周りにあるハウジングを干渉しているのは、リボンケーブルです。[3D 移動/回転]を使用して、リボン ケーブルがハウジングをクリアするように、点を移動します。
  25. 中間スプライン点のねじれは、その点が折り曲げに使用されていない限り、編集することができます。スプライン点を右クリックし、[ねじりを編集]を選択します。ねじれ矢印をドラッグします。

    また、正確な角度を指定する場合は、ねじれ矢印を右クリックして、[角度入力]を選択します。この例の場合、ねじれコントロールが 10 度回転します。

    注: プラス キーとマイナス キー([+][-])を使用して、ねじれコントロールのサイズを調整します。
  26. 右クリックして[適用]を選択します。

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