金型アセンブリで生成されたファイルを確認する

[コアとキャビティを組み合わせ]コマンドを使用して作成したファイル、または冷却および加熱構成要素が金型アセンブリに追加されたときに作成したファイルを確認します。

セット取り金型設計や多数個取り金型設計を処理する場合、[コアとキャビティを組み合わせ]コマンドを使用して、別個に存在するコアおよびキャビティを 1 つのコアおよびキャビティに組み合わせます。このアセンブリでは、カバーのモデルを組み立て、パターン化し、4 つの成形用パーツをもつセット取り金型を作成します。このコマンドによって _Combined CV1 および _Combined CR1 ファイルが生成され、プロジェクトの Cover Mold フォルダに追加されます。

  1. モデルおよび Mold Design ブラウザ表示を確認します。これらの 2 ファイルは、金型設計アセンブリの上部にあるブラウザの[モデル]表示に一覧表示されます。[コア/キャビティの組み合わせ]ノードが Mold Design ブラウザに一覧表示されます。
  2. Windows エクスプローラの Cover Mold フォルダを確認して、_Combined CR1 および _Combined CV1 ファイルの位置を特定します。_AsmContainer.iam ファイルは、[コアとキャビティを組み合わせ]コマンドのコンテナ ファイルです。このファイルには、ソース コアとキャビティの配置に関する情報などのデータが格納されます。これは、Mold Design およびモデル ブラウザ表示には表示されない一時アセンブリです。
  3. Mold Design ブラウザ表示で[ワークピース ポケット]ノードを確認します。[ワークピース ポケット]コマンドを使用すると、コアとキャビティをもつモールド ベースに掘削ポケットを作成できます。このコマンドによりファイルが作成されることはありませんが、モールド ベースのファイルに対する修正が生成されます。
  4. この金型アセンブリの最終ノードは冷却および加熱構成要素を表し、冷却管、冷却構成要素で構成されます。Mold Design ブラウザで [加熱/冷却コンポーネント] ノードを展開して、すべての管セグメントおよび構成要素を表示します。
  5. [モデル]ブラウザ表示を確認します。このアセンブリでは、冷却および加熱構成要素の作成により 21 ファイルが(いずれも最上位のアセンブリに)生成されました。_CH ファイルは冷却管の情報をキャプチャするもので、残りの 20 ファイルは構成要素を表します。Windows エクスプローラで、冷却および加熱構成要素に関連付けられた次のファイルを確認します。
    • 冷却コンポーネント フォルダ(1)
    • 冷却コンポーネント パーツ ファイル(2)
  6. Windows エクスプローラで、フォルダを圧縮して最上位の Cover Mold フォルダを確認します。この金型アセンブリで生成されたすべてのファイルおよびフォルダの確認が完了しました。

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