荷重ジョイントのプロパティを入力する

ジョイントを作成した後に力 ジョイント にプロパティを追加します。必要に応じて、確認しやすくするために、力 ベクトル の尺度および/または色を設定します。

荷重ジョイントには次の 2 つのタイプがあります。

  1. ばね/ダンパー/ジャッキ
  2. 3D 接触

ばね/ダンパー/ジャッキ ジョイントには次の 5 つのタイプがあります。

  1. 螺旋ばね
  2. [ばね]
  3. ばねダンパー
  4. ダンパー
  5. ジャッキ

ばね/ダンパー/ジャッキ - 螺旋ばね、ばね、およびばねダンパー

  1. [ダイナミック シミュレーション]ブラウザで、ばね/ダンパー/ジャッキ ジョイントを右クリックし、[プロパティ]を選択します。
  2. [螺旋ばね]: [ばね/ダンパー/ジャッキ]ダイアログ ボックスで、必要に応じて [アクチュエータを省略] チェック ボックスをオフにします。

    省略されたジョイントがグラフィックス ウィンドウに表示されている間、それらのジョイントはすべての計算から除外されます。

    注: 既定では、ジョイントを省略しません。[アクチュエータを省略]は選択されません。

    使用可能なプロパティはばね/ダンパー/ジャッキのタイプによって異なるため、さらにプロパティを入力または選択する前にタイプを選択してください。

  3. [詳細]をクリックして、タイプの選択ボックスを表示します。
  4. [タイプ]メニューから、[螺旋ばね]、[ばね]、または[ばねダンパー]を選択します。
  5. 剛性 自由長 、および ダンピング を次のように定義します。
    • ボックス右側のをクリックしてメニューを開き、[定数値]または[入力グラフ]を選択します。
    • [定数値]を選択した場合は、テキスト ボックスに値を入力します。

      既定は[定数値]です。

    • [入力グラフ]を選択した場合は、テキスト ボックス内に表示される[入力グラフ]アイコンをクリックし、[入力グラフ]を使用して シミュレーション 中に変化する値を定義します。
  6. あるいは、自由長に対して、[自由長を更新]をクリックして、自由長をばねの現在の長さに自動的に設定します。

    残りのプロパティは、グラフィックス ウィンドウの表示に影響を与えますが、計算には影響しません。

  7. 表示プロパティを定義します。
    • [寸法]グループの[半径]テキスト ボックスに、ばねの半径を入力します。
    • [プロパティ]グループの[ファセット]テキスト ボックスに、ばねのファセット数を入力します。
    • [ばねダンパー]を選択した場合は、[寸法]グループの[長さ]テキスト ボックスにばねの長さを入力します。
    • [螺旋ばね]または[ばねダンパー]を選択した場合は、[プロパティ]グループの[回転]テキスト ボックスにばねの回転数を入力し、[ワイヤの半径]テキスト ボックスにばねを構成するワイヤの半径を入力します。
    • グラフィックス ウィンドウでジョイントの透明度を定義するには、透明度バーのインジケータを移動します。
    • グラフィックス ウィンドウでジョイントが透明なときにジョイントの色を変更する場合は、色ボックスをクリックして Microsoft Windows の標準の色ボックスを開き、色を選択します。
    • 荷重のベクトルを表示するには、[表示]をクリックします。

      この設定により、[尺度]フィールドと[色]フィールドが有効になります。

    • 尺度を変更してベクトル全体がグラフィックス ウィンドウに表示されるようにする場合は、[尺度]ボックスに値を入力します。

      尺度の既定値は 0.01 です。

    • グラフィックス ウィンドウでのベクトルの色を変更する場合は、色ボックスをクリックして Microsoft Windows の標準の色ボックスを開き、色を選択します。
  8. [OK]をクリックします。

    この設定によってプロパティが適用され、ダイアログ ボックスが閉じます。

ばね/ダンパー/ジャッキ - ダンパー

  1. [ダイナミック シミュレーション]ブラウザで、ばね/ダンパー/ジャッキ ジョイントを右クリックし、[プロパティ]を選択します。
  2. [螺旋ばね]: [ばね/ダンパー/ジャッキ]ダイアログ ボックスで、必要に応じて、[アクチュエータを省略]チェック ボックスをオフにします。

    省略されたジョイントがグラフィックス ウィンドウに表示されている間、それらのジョイントはすべての計算から除外されます。

    注: 既定では、ジョイントを省略しません。[アクチュエータを省略]は選択されません。

    使用可能なプロパティはばね/ダンパー/ジャッキのタイプによって異なるため、さらにプロパティを入力または選択する前にタイプを選択してください。

  3. [詳細]をクリックして、タイプの選択ボックスを表示します。
  4. [タイプ]メニューから[ダンパー]を選択します。
  5. ダンピングを次のように定義します。
    • ボックス右側のをクリックしてメニューを開き、[定数値]または[入力グラフ]を選択します。
    • [定数値]を選択した場合は、テキスト ボックスに値を入力します。

      既定は[定数値]です。

    • [入力グラフ]を選択した場合は、テキスト ボックス内に表示される[入力グラフ]アイコンをクリックし、[入力グラフ]を使用してシミュレーション中に変化する値を定義します。

    残りのプロパティは、グラフィックス ウィンドウの表示に影響を与えますが、計算には影響しません。

  6. 表示プロパティを定義します。
    • [寸法]グループの[半径]テキスト ボックスに、ダンパーの半径を入力します。
    • [プロパティ]グループの[ファセット]テキスト ボックスに、ダンパーのファセット数を入力します。
    • [長さ]テキスト ボックスに、ダンパーの長さを入力します。
    • グラフィックス ウィンドウでジョイントの透明度を定義するには、透明度バーのインジケータを移動します。
    • グラフィックス ウィンドウでジョイントが透明なときにジョイントの色を変更する場合は、色ボックスをクリックして Microsoft Windows の標準の色ボックスを開き、色を選択します。
    • 荷重のベクトルを表示するには、[表示]をクリックします。

      このオプションにより、[尺度]フィールドと[色]フィールドが有効になります。

    • 尺度を変更してベクトル全体がグラフィックス ウィンドウに表示されるようにする場合は、[尺度]ボックスに値を入力します。

      尺度の既定値は 0.01 です。

    • グラフィックス ウィンドウでのベクトルの色を変更する場合は、色ボックスをクリックして Microsoft Windows の標準の色ボックスを開き、色を選択します。
  7. [OK]をクリックします。

    プロパティが適用され、ダイアログ ボックスが閉じます。

ばね/ダンパー/ジャッキ - ジャッキ

  1. [ダイナミック シミュレーション]ブラウザで、ばね/ダンパー/ジャッキ ジョイントを右クリックし、[プロパティ]を選択します。
  2. [螺旋ばね]: [ばね/ダンパー/ジャッキ]ダイアログ ボックスで、必要に応じて、[アクチュエータを省略]チェック ボックスをオフにします。

    省略されたジョイントがグラフィックス ウィンドウに表示されている間、それらのジョイントはすべての計算から除外されます。

    注: 既定では、ジョイントを省略しません。[アクチュエータを省略]は選択されません。

    使用可能なプロパティはばね/ダンパー/ジャッキのタイプによって異なるため、さらにプロパティを入力または選択する前にタイプを選択してください。

  3. [詳細]をクリックして、タイプの選択ボックスを表示します。
  4. [タイプ]メニューから[ジャッキ]を選択します。
  5. ジャッキの荷重の値を次のように定義します。
    • ボックス右側のをクリックしてメニューを開き、[定数値]または[入力グラフ]を選択します。
    • [定数値]を選択した場合は、テキスト ボックスに値を入力します。
    • [入力グラフ]を選択した場合は、テキスト ボックス内に表示される[入力グラフ]アイコンをクリックし、[入力グラフ]を使用してシミュレーション中に変化する値を定義します。

      既定は[入力グラフ]です。

    残りのプロパティは、グラフィックス ウィンドウの表示に影響を与えますが、計算には影響しません。

  6. 表示プロパティを定義します。
    • [寸法]グループの[半径]テキスト ボックスに、ジャッキの半径を入力します。
    • [プロパティ]グループの[ファセット]テキスト ボックスに、ジャッキのファセット数を入力します。
    • [長さ]テキスト ボックスに、ジャッキの長さを入力します。
    • グラフィックス ウィンドウでジョイントの透明度を定義するには、透明度バーのインジケータを移動します。
    • グラフィックス ウィンドウでジョイントが透明なときにジョイントの色を変更する場合は、色ボックスをクリックして Microsoft Windows の標準の色ボックスを開き、色を選択します。
    • 荷重のベクトルを表示するには、[表示]をクリックします。

      この設定により、[尺度]フィールドと[色]フィールドが有効になります。

    • 尺度を変更してベクトル全体がグラフィックス ウィンドウに表示されるようにする場合は、[尺度]ボックスに値を入力します。

      尺度の既定値は 0.01 です。

    • グラフィックス ウィンドウでのベクトルの色を変更する場合は、色ボックスをクリックして Microsoft Windows の標準の色ダイアログ ボックスを開き、色を選択します。
  7. [OK]をクリックします。

    プロパティが適用され、ダイアログ ボックスが閉じます。

3D 接触ジョイント

  1. [ダイナミック シミュレーション]ブラウザで、3D 接触ジョイントを右クリックし、[プロパティ]を選択します。
  2. [3D 接触]ダイアログ ボックスで、必要に応じて、[ジョイントを省略]をオフにします。

    省略されたジョイントがグラフィックス ウィンドウに表示されている間、それらのジョイントはすべての計算から除外されます。

    注: 既定では、ジョイントはアクティブです。[ジョイントを省略]は選択されません。
  3. 剛性、ダンピング、および 摩擦 を次のように定義します。
    • ボックス右側のをクリックしてメニューを開き、[定数値]または[入力グラフ]を選択します。
    • [定数値]を選択した場合は、テキスト ボックスに値を入力します。

      既定は[定数値]です。

    • [入力グラフ]を選択した場合は、[成分の大きさ]テキスト ボックスに表示されるアイコンをクリックし、入力グラフを使ってシミュレーション中に変化する値を定義します。
  4. [詳細]をクリックして、グラフィックス ウィンドウで、このジョイントの表示に影響を与えるが結果には影響しないパラメータを表示します。
    • 1 番目のコンポーネント上の接触点を表示するには、[パーツ 1 上の接触点]をクリックします。
    • 2 番目のコンポーネント上の接触点を表示するには、[パーツ 2 上の接触点]をクリックします。
    • 接触点を表示し、接触点の総数よりも少ない数の接触点を表示する場合は、[最大数]テキスト ボックスに数を入力します。
    • 荷重のベクトルを表示するには、[表示]をクリックします。

      このオプションにより、[尺度]フィールドと[色]フィールドが有効になります。

    • 尺度を変更してベクトル全体がグラフィックス ウィンドウに表示されるようにする場合は、[尺度]ボックスに値を入力します。

      尺度の既定値は 0.01 です。

    • グラフィックス ウィンドウでのベクトルの色を変更する場合は、色ボックスをクリックして Microsoft Windows の標準の色ダイアログ ボックスを開き、色を選択します。
  5. [OK]をクリックします。

    これらのプロパティが適用され、ダイアログ ボックスが閉じます。