チュートリアルのこの最終部分では、前の手順で iFeature 定義に追加しておいたキー値によって駆動される iFeature を配置します。
- TSlot-table.ipt ファイル(まだ開いたままにしておきます)で、「iFeature を挿入する」というチュートリアル パネルの開始手順の説明に従います。
- [値]列で M10x1.5 をクリックし、iFeature 定義で指定した 4 つのサイズをどれでも選択できることを確認します。
- いずれかのサイズを選択し、「iFeature を挿入する」というチュートリアル パネルの最後の手順の説明に従って配置を続行します。40 mm 以外の値を使用して、テーブル トップのソリッド部分に新規のスロットを配置します。
- 上記のサイクルを繰り返し、他の 3 つの定義済みサイズをそれぞれ使用して、T スロットを配置します。
注: テーブル内に定義される iFeature のキー値に注意深く名前を付けることで、その後のキー値の使い勝手が向上します。テーブル駆動 iFeature のファミリを作成した努力の恩恵は、他の設計者も受ける可能性があることに留意してください。
次に、既に配置された iFeature と iFeature を定義する IDE ファイルとの関連を、簡単に見ていきましょう。
- もう一度、tutorial_TSlot.ide ファイルを開きます。
- 既に学習した手順に従って、M10x1.5 行内の d2値である 12 mm を 2 mm に変更します。
- [OK]をクリックし、[iFeature を作成]ダイアログ ボックスを閉じます。
- tutorial_TSlot.ide を保存して閉じます。
- TSlot-table.ipt (まだ開いたままにしておきます)内に配置された T スロットを検査します。
注: どのスロットもサイズが変わっていません。パーツ モデルに iFeature を配置し終わると、結果として生成されたフィーチャは、オリジナル iFeature 定義に関連付けられなくなります。iFeature 定義を変更したからといって、iFeature 定義の初期のバージョンを使って作成されたパーツ モデルはいっさい変更されません。
お疲れ様でした。以上で「iFeature」チュートリアルは完了です。
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