[シュリンクラップ アセンブリ]ダイアログ ボックス

[シュリンクラップ]コマンドでは、既存のアセンブリからパーツを作成します。シュリンクラップ パーツはソース アセンブリの簡略化バージョンであり、使用するアセンブリやアプリケーションでファイル サイズを大幅に縮小できます。穴やジオメトリの除去ツールを使用すると、知的資産の保護に役立ちます。既定の方法では、単一サーフェス コンポジットが作成されます。サーフェス コンポジットは、3 つのオプションの中で最速の方法で、最小のファイルを作成します。

アクセス:

  • リボン: [アセンブリ]タブ [コンポーネント]パネル [シュリンクラップ]
  • リボン: [アセンブリ]タブ [コンポーネント]パネル [シュリンクラップ代替]
  • リボン: [BIM 変換]タブ [管理]パネル [代替] [シュリンクラップ代替]

[アセンブリ シュリンクラップ オプション]

[スタイル]
[平面間のシームを合成する単一のソリッド ボディ]: 平面間にシームのない単一ソリッド ボディを作成する場合に選択します。面と面の間のシームを合成する際に、面は単一の外観であるとみなされます。
[ソリッド ボディで平面間のシームを保持]: 平面間のシームを保持した単一ソリッド ボディを作成する場合に選択します。
[各ソリッドをソリッド ボディとして保持] アセンブリで各パーツ固有のボディを含むマルチボディ パーツを作成する場合に選択します。
[単一コンポジット フィーチャ]: 既定の選択肢です。単一サーフェス コンポジット フィーチャを作成する場合に選択します。このオプションを選択すると最小のファイルが作成されます。元のコンポーネントの外観とシームは保持されます。元のアセンブリのマス プロパティはキャッシュされ、保持されます。
[プレビュー] ダイアログ ボックス内の現在の選択や設定の結果を視覚化する場合に選択します。オプションが変わったら、もう一度[プレビュー]を選択して、変更の効果を確認します。
[簡略化]  
  [表示設定によってジオメトリを削除する]: 表示設定に基づいてジオメトリを除去するオプションを有効にするには、このチェック ボックスをオンにします。このチェック ボックスは既定でオンです。
  [完全なパーツのみ]: 表示設定の基準を満たすパーツが除去されます。表示設定の基準を満たす個々の面は除去されません。
  [パーツと面]: 表示設定の基準を満たすパーツ全体を含むすべての面を除去します。既定はオンです。
  [表示比率]: 値がゼロの場合は、どのビューにも表示されないすべてのパーツまたは面が除去されます。スライダの値を増やすと、より多くのパーツや面が除去されます。
  [表示設定の検出でサーフェス フィーチャを無視する]: [表示設定によってジオメトリを削除する]が有効な場合に使用できます。有効な場合、サーフェス フィーチャは表示設定の検出には影響しません。有効でない場合、サーフェス フィーチャは表示設定の検出に関与し、ジオメトリを非表示にすることができます。
  [サイズによってパーツを削除する]: サイズの比率に基づいてパーツを除去するオプションを有効にする場合に選択します。この比率は、パーツ境界領域とアセンブリ境界領域との間の違いを示します。
穴をパッチ  
  [なし]: どの穴も除去しません。
  [すべて]: サーフェス境界に交差しない穴がすべて除去されます。穴は丸めて含める必要はありません。これが既定の設定です。
  [範囲]: 含めたり除外する穴の円周または周長を指定します。穴は丸めて含める必要はありません。
[他のオブジェクトを含める]  
[作業ジオメトリ]: 選択した場合、コンポーネント内の表示されている作業フィーチャがすべてエクスポートされ、派生可能になります。
  [スケッチ]: 選択した場合、コンポーネント内の表示されている未使用の 2D または 3D スケッチがすべてエクスポートされ、派生可能になります。
  [iMate]: 選択した場合、ソース アセンブリで定義されているすべての iMate がエクスポートされ、派生可能になります。
  [パラメータ]: 選択した場合、ソース アセンブリ内のすべてのパラメータがエクスポートされ、派生可能になります。[パラメータ]フォルダにはサブフォルダがあり、このサブフォルダには[パラメータ]ダイアログ ボックスからのフォルダが含まれます。[パラメータ]ダイアログ ボックスと[オブジェクトをエクスポート]ダイアログ ボックスは、同じパラメータ ステータスを共有します。
[リンクを解除] ソース コンポーネントからのすべての更新を完全に無効にします。

すべての内部空間を削除

選択すると、シュリンクラップ ソリッド ボディ パーツ内のすべての内部空間シェルが塗り潰されます。

[省メモリ モード] このチェック ボックスをオンにすると、キャッシュから元のボディを除外することにより、少ないメモリでパーツが作成されます。元のボディはブラウザに表示されません。リンクを解消したり省略すると、メモリの節約が解除されます。既定ではオンです。
[ブール演算の失敗で独立ボディを作成] このチェック ボックスをオンにすると、単一ソリッド ボディ スタイル オプションでブール演算に失敗したときに、マルチボディ パーツが作成されます。