寸法公差及びはめあいを計算する

  1. リボンで、 [設計]タブ [動力伝達]パネル [許容差/はめあいカリキュレータ] の順にクリックします。
  2. [条件]グループ ボックスで、基準のはめあいシステムを選択し、計算条件を入力します。
  3. [公差域]領域で、プルダウン リストからはめあいのタイプ(締まりばめなど)を選択します。
  4. 計算結果から、色分けされた公差域を選択できます。そのような公差域が存在しない場合、入力した条件では適したはめあいが見つかりませんでした。
注: [計算]タブの右下にある [>>]をクリックし、規格や表示される公差イメージなどのオプションを指定します。

クリアランスばめ

ブロンズ ブッシングの軸のクリアランスばめの計算された値

この操作方法では、サンプル仕様を使って例を作成します。

  1. リボンで、 [設計]タブ [動力伝達]パネル [許容差/はめあいカリキュレータ] の順にクリックします。
  2. [公差域]グループ ボックスで、[はめあいのタイプ]ドロップダウン リストから[クリアランスばめ]を選択します。
  3. [条件]グループ ボックスで、[ホール ベース フィット システム]オプションを選択します。
  4. [基本のサイズ]を「40 mm」に設定します。
  5. [最小クリアランス]を「0.02 mm」に設定します。
  6. [最大クリアランス]を「0.08 mm」に設定します。
  7. その結果として、公差域「f」だけがハイライト表示されます。
  8. [OK]をクリックします。

締まりばめ

穴ハブのブロンズ ブッシングの締まりばめ値

この操作方法では、サンプル仕様を使って例を作成します。

  1. リボンで、 [設計]タブ [動力伝達]パネル [許容差/はめあいカリキュレータ] の順にクリックします。
  2. [公差域]グループ ボックスで、[はめあいのタイプ]ドロップダウン リストから[締まりばめ]を選択します。
  3. [条件]グループ ボックスで、[ホール ベース フィット システム]オプションを選択します。
  4. [基本のサイズ]を「42 mm」に設定します。
  5. [最小クリアランス]を「0.005 mm」に設定します。
  6. [最大クリアランス]を「0.05 mm」に設定します。
  7. 計算結果から、色分けされた公差域を選択できます。そのような公差域が存在しない場合、入力した条件では適したはめあいが見つかりませんでした。
  8. [OK]をクリックします。

中間ばめ

分解が容易に行えるように軸とキーのはめあいが設計されています。

この操作方法では、サンプル仕様を使って例を作成します。

  1. リボンで、 [設計]タブ [動力伝達]パネル [許容差/はめあいカリキュレータ] の順にクリックします。
  2. [公差域]グループ ボックスで、[はめあいのタイプ]ドロップダウン リストから[中間ばめ]を選択します。
  3. [条件]グループ ボックスで、[ホール ベース フィット システム]オプションを選択します。
  4. [基本のサイズ]を「40 mm」に設定します。
  5. [最大クリアランス]を「0.03 mm」に設定します。
  6. [最大しめしろ]を「0.022 mm」に設定します。
  7. その結果として、公差域「k」だけがハイライト表示されます。
  8. [OK]をクリックします。