コンテンツ センター内の
ライブラリ配管パーツ
は、チューブ&パイプ アセンブリのグラフィックス ウィンドウの背景のどこにでも配置でき、[継手接続]コマンドを使用して他のコンポーネントに接続することも可能です。
コンテンツ センターやアクティブなプロジェクトの作業スペースから
継手
を選択し、アセンブリ内の設定済みルートと未設定ルートの両方に挿入します。また、[継手配置]コマンドを使用して、アセンブリ内の任意のライブラリ以外の継手を選択することもできます。ルートに挿入された継手により、パイプ配管を主ルートから分岐し、単一の配管内で複数のルートを作成することができます。ルートに継手を挿入して、近接する継手のグループを作成することもできます。
注: 自動ルート領域に継手がドロップされた場合、1 つの共有スケッチ ルート ポイントを使用して 2 つの自動ルート領域が作成されます。
挿入できる配管パーツと継手
[コンテンツ センターから配置]コマンドを使用して、ライブラリ内の継手と配管パーツをチューブ&パイプ アセンブリに配置することができます。
また、[継手配置]コマンドを使用して次の追加オカレンスを配置することができます。
- [チューブ&パイプ オーサリング]を使用して準備済みでありながら、まだパブリッシュされていない継手のコンポーネント
- 可とう継手
- チューブ&パイプ アセンブリ使用済み継手
配管パーツおよび継手の挿入場所
配管パーツは、グラフィックス ウィンドウの背景の任意の場所に挿入できます。この場合は、コンポーネントは関連付けされずにドロップされます。配置した配管パーツを後で使用できるように、[継手接続]コマンドで別のコンポーネントに接続する必要があります。
継手は次の場所に挿入できます。
- 固定ルート セグメント上
- 新たな継手と交換予定の既存のチューブ&パイプ コンテンツ上
- フリーのルート終端、個別の継手にある接続、任意のコンポーネント上の円形状エッジとの接続、あるいは近接する継手間の接続これらの接続を作成するには、右クリック メニューの[継手接続]を使用します。接続するコンポーネントまたは継手は、アクティブな配管内でも、別のサブアセンブリの配管外でもかまいません。
- グラフィックス ウィンドウの背景の任意の箇所。これによりコンポーネントを関連付けずにドロップできます。
継手の互換性を決定する要素
継手とコンポーネントを接続すると、システムによって、末端処理のタイプ、呼び径、およびオス/メスがチェックされます。システムでは、これらの 3 つの設定値間に互換性がなくても受け入れますが、その状態をユーザに警告します。近接する継手間に接続を作成する場合、挿入する継手には、少なくとも 2 つの同一直線上接続がある必要があります。たとえば、T 形、クロス、および大部分のバルブは有効な選択ですが、エルボとプラグは有効ではありません。
配置された継手を編集する方法
配置された継手
の動作は、ルートのどこに配置されるかによって異なります。
- スケッチ ルート セグメントまたは地頭ルート領域に配置された継手は、新しいスケッチ ルート ポイントを作成し、2 つの近接するルート セグメント間または自動ルート領域間に拘束されます。この継手は、[ノードを移動]コマンドや[位置編集]コマンドを使用してダイナミックに再配置することはできません。
- 2 つ近接する継手間に配置された継手は、スケッチ ルート ポイントを作成しません。この場合、ルート継手に関連付けられたルート ポイントが、ルート軸に沿ったインライン グループ全体の横方向の位置をコントロールします。インライン グループの各継手は独立で回転できます。グループとして回転するには、複数の継手を選択します。
継手が自動ルート領域に配置されている場合、継手によって領域が分割されます。継手を再配置するには、次のいずれかの方法を使用します。
- 右クリック メニューの[3D 移動/回転]を使用します。隣接する 2 つの自動ルート領域がダイナミックに変更に対応します。
- 新しい自動ルート領域のいずれかをスケッチ ルート セグメントに変換し、そのルート セグメントに[一般寸法]コマンドを適用します。寸法を決められたルート セグメントは拘束されます。隣接する自動ルート領域とすべてのその他の寸法が決められていないルート セグメントは、ダイナミックに変更に対応します。
継手がスケッチ ルート セグメントに配置されている場合、継手によってセグメントが分割されます。継手を再配置するには、次のいずれかの方法を使用します。
- 右クリック メニューの[3D 移動/回転]を使用します。スケッチ拘束または寸法拘束がある状態で配置されていないルート セグメントは、ダイナミックに変更に対応します。
- 隣接するルート セグメントのいずれかに[一般寸法]コマンドを適用します。寸法を決められたルート セグメントは拘束されます。寸法が決められていないその他のルート セグメントはすべて、変更に対してダイナミックに対応します。
近接する継手間に継手が配置される場合、ルート ポイントは作成されません。継手を再配置するには、次のいずれかの方法を使用します。
- 右クリック メニューの[3D 移動/回転]を使用します。スケッチ拘束または寸法拘束がある状態で配置されていないルート セグメントは、ダイナミックに変更に対応します。
- 隣接するルート セグメントのいずれかに[一般寸法]コマンドを適用します。寸法を決められたルート セグメントは拘束されます。寸法が決められていないその他のルート セグメントはすべて、変更に対してダイナミックに対応します。
フランジ継手がフランジ ルート上に配置されている場合、配置されている継手の両側に 2 つの継手と 2 つのガスケット (スタイルの中で指定されている場合) が自動的に生成されます。