Showcase の設定 - Inventor のリファレンス

[ジオメトリ]

この設定は、Showcase のメッシュへのモデルの変換をコントロールするために、AutoCAD と Inventor で使用されます。結果では、オブジェクトごとに 1 つのメッシュを使用する、詳細レベル 1 (1LOD)または複数の詳細レベルを表示できます。1LOD に設定すると、レンダリング パフォーマンスが向上します。これは、複数のパーツからなるモデルに適しています。

オプション

表示スタイル(抽象的およびリアリスティック)

オプションのタイプは、2 つの一般タイプ(抽象とリアリスティック)のいずれかです。抽象スタイルは、進行中の概念設計や作業に使用することをお勧めします。これは、オブジェクトの相対サイズや比率が明確に表示されるためです。リアリスティック スタイルは、もっと高度な設計に使用することをお勧めします。これは、詳細がより明確に表示されるためです。

オプション

照明スタイル(Showcase 背景環境)

[環境を現在の照明スタイルに一致させる]は、現在アクティブになっているファイルの照明スタイルと一致します。

この設定は、デザインに視覚的なコンテキストを与えます。環境は、単純なバックグラウンド イメージではありません。環境は、デザインの表面に周囲にあるものが映るように、光を投じます。選択はかなり主観的になりますが、次のガイドラインを参考にしてください。[Showcase 環境]メニューで、環境を小さいデザイン用の環境に設定します。次の設定で、「モデルの方が大きい」場合は、小さいデザインの最大長さ寸法をメートル単位で指定します。[大規模環境]メニューで、環境を指定した値を超える長さ寸法を持つデザイン用の環境に設定します。[Showcase 環境]メニューと[大規模環境]メニューのオプションは同じです。

[現在の照明スタイルに環境を一致させる] は、照明スタイルに基いて適切な環境を自動的に選択する Inventor の設定です。オンの場合、この設定は無効になり、環境を手動で選択できます。

[Showcase 環境]メニューと[大規模環境]メニューのオプション

次の環境は、サイズが 70 m までの大きなデザインにお勧めします。

次の環境は、サイズが 7 m までのデザインにお勧めします。

次の環境は、サイズが 1 m までの小さなデザインにお勧めします。

[環境地表面レベル] (Revit の[Environment Ground Level]): モデルとの関係で地表面を指定します。地表面には、モデルの影が映ります。この平面は、モデルの一番下に配置(Inventor のグラウンド面と同様)するか、ユーザが設定(AutoCAD と Revit のみ)することができます。この詳細をユーザに尋ねることは、建築物に役立ち、地下に詳細を持つことができます。

[環境をモデルの中心に]: モデルを移動することなく環境を中心に配置することから、推奨する設定です。Inventor の拘束を読み込む場合や、複数のファイルからシーンを構成する場合には、モデルを移動することはお勧めできません。

[オブジェクト アニメーション]

[拘束からアニメーション動作を作成]は、Inventor でのみ利用できます。この設定では、アニメーション動作に変換される拘束を選択できます。これは、機械モデルに適しています。なぜなら、アクションで異なる拘束を表示したり、スライドにトリガーや動作を追加できるからです。