Inventor 2008 では、Inventor でファイルを開いて保存すると、そのファイルは新しいバージョンにマイグレーションされます。
ファイルを保存しない場合、ファイルはマイグレーションされません。
オンデマンドのマイグレーションでは、ファイルに変更を加えるかどうかにかかわらず、ファイルを新しいバージョンにマイグレーションするために、そのファイルを開いて保存する必要があります。
留意すべき重要な点:
アプリケーションの保存オプションが有効な場合は、古い Inventor ファイルを開いて閉じる際に、保存してマイグレーションするかどうか尋ねるメッセージが表示されます。図 1 を参照してください。 
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図 1
[マイグレーションのために保存するプロンプトを表示]
- マイグレーションされていないファイルを開いてから閉じようとすると、保存するかどうか尋ねられます。このオプションを設定した場合は、設計の変更を行っていなくても、ファイルを開く際に保存してマイグレーションするかどうか尋ねられます。既定では、このオプションはオフであり、オフのままにしておくことが推奨されます。
図 2 - メッセージ ダイアログ ボックス
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注: タスク スケジューラまたは Inventor アプリケーション メニュー > [管理] > [マイグレーション]コマンドを使用する場合、このアプリケーション オプションは使用されません。
マイグレーションのステータスをチェックする方法
Inventor では、iProperty を介してファイル マイグレーションのステータスをチェックできます。
手順 1: ファイルを右クリックし、表示されるメニューの[iProperty]ボタンをクリックして Inventor ファイルの [iProperty]ダイアログ ボックスを開きます。図 3 を参照してください。 
図 3
手順 2: [iProperty]タブで、バージョン情報を確認できます。[マイグレーションの必要性]ボックスで、「はい」の場合はファイルがまだマイグレーションされていないことを示します。