個別のワイヤ、リボン ケーブル、およびセグメントをドラッグし、手動で整列することができます。[ファン イン]と[ファン アウト]コマンドを使用して、複数のワイヤ先端を自動的に整列することもできます。
ハーネス セグメントを手動で整列するには
[回転]コマンドを使用してセグメントの点を固定し、固定した点を中心にして選択したセグメントをドラッグします。セグメント末端の作業点が穴の中心記号として表示されます。
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注:
- 回転の中心点を配置して、ワイヤの移動およびドラッグを行うことができますが、回転の中心点は必須ではありません。
- ワイヤを水平方向または垂直方向にスナップする必要がある場合、[スナップを有効]の使用が便利です。[ネイルボード設定]ダイアログ ボックスで、[回転]に対するスナップ角度を設定することもできます。角度を指定してスナップを有効にした場合は、回転時にセグメントの移動がこの増分値に従うように強制されます。
- ループに対して[回転]を使用した場合は、ループ全体が 1 つの単位として移動します。ネストしたループを回転させることはできません。
ネイルボード セグメントとワイヤ先端の整列方法を表示
個別のワイヤとワイヤ先端を手動で整列するには
ワイヤ先端は、それが現れるセグメントの終端を中心にして回転します。未配線のワイヤは、選択されていない終端を中心にして回転します。
- 開いているネイルボード図面で、ハーネスを含むスケッチを編集します。
- グラフィックス ウィンドウで、ワイヤまたはワイヤ先端のピン点または端点をクリックし、新しい位置までドラッグして移動します。
- マウス ボタンを離すと、移動が完了します。
ヒント: ワイヤを水平方向または垂直方向にするには、セグメントの端点で[回転]を使用します。回転の中心点を配置したら、ワイヤのピン点または端点(ワイヤ ピン)を右クリックして、[スナップを有効]を選択します。[ネイルボード設定]ダイアログ ボックスで、[回転]に対するスナップ角度を設定することもできます。角度を指定してスナップを有効にした場合は、回転時のセグメントの移動がこの増分値に従うように強制されます。
リボン ケーブルを手動で整列する
リボン ケーブルは、その選択した開始点または終了点を中心として回転します。
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ヒント: リボン ケーブルを水平方向または垂直方向にするには、回転中心を設定し、移動する点を右クリックし、[スナップを有効]を選択します。[ネイルボード設定]ダイアログ ボックスで、[回転]に対するスナップ角度を設定することもできます。角度を指定してスナップを有効にした場合は、リボン ケーブルは、回転時に必ずこの増分値に従って移動します。
複数のワイヤ先端を均一に分散するには (ファン アウト)
既定では、ワイヤは新しいネイルボード図面で ファン アウト の状態になります。ファン アウト状態では、ワイヤはセグメントの端点を中心にして時計回りまたは反時計回りの方向に、90 度に均一に分散されます。
ワイヤ先端がファン イン状態のとき、[ファン アウト]を使用して、選択した 1 つまたは複数のセグメントから現れるワイヤ先端のファン状態、角度、並べ替え方向を変更することができます。
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複数のワイヤ先端を折りたたむには (ファン イン)
既定では、 ファン イン の状態にあるワイヤに対しては、ワイヤが現れるセグメントの色と直径、および最も長いワイヤの長さが使用されます。最も長いワイヤの端点または作業点のみが表示されます。ワイヤにアタッチされているハーネスのプロパティは、どれも非表示になります。[ファン アウト]を選択すると、プロパティは再表示されます。
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ファン インの表示動作を変更するには、[ネイルボード設定]ダイアログ ボックスの[表示]タブにある[ファン イン表示]を使用します。
注: 標準 Autodesk Inventor の[一般寸法]コマンドを使用して作成され、ワイヤ先端またはワイヤ ピンに配置された寸法は、ファン インされたときに削除されます。ケーブル＆ハーネス オブジェクトへの寸法記入には、[ハーネス寸法]コマンドを使用してください。