ケーブル&ハーネス ライブラリ ファイルには、すべてのライブラリ データが入っています。既定のファイル名は Cable&HarnessDefaultLibrary.iwl で、プロジェクトの Design Data¥Cable & Harness フォルダにあります。この場所は、[ハーネス設定]ダイアログ ボックスの[ファイルの場所]タブで変更できます。
通常の場合、1 つのケーブル&ハーネス ライブラリ ファイルを作成してサーバに保存し、すべてのハーネス アセンブリでこのファイルを参照するようにします。チームの複数のメンバが 1 つのケーブル&ハーネス ライブラリにアクセスする場合は、それを共有の場所に置きます。各ハーネス アセンブリごとに、異なるケーブル&ハーネス ライブラリ ファイルと保存場所を設定することはできますが、1 つのみにしておくことをお勧めします。
ケーブル&ハーネス ライブラリを最初に開いたユーザは、ハーネス オブジェクトの追加、編集、削除を行うことができます。 他のユーザがケーブル&ハーネス ライブラリにアクセスしようとすると、ライブラリが編集中であることが通知され、ライブラリにアクセスできません。この場合、ケーブル&ハーネス ライブラリは読み取り専用になります。ただし、ケーブル&ハーネス ライブラリに保存されているハーネス オブジェクトをハーネス アセンブリに挿入することは可能です。ケーブルおよびリボン ケーブル以外のすべてのハーネス オブジェクトの場合、ケーブル&ハーネス ライブラリが見つからないと、既定のライブラリ定義が使用されます。 既定のライブラリ定義を修正することはできません。
ケーブル&ハーネス ライブラリを開くたびに、更新が必要な変更がライブラリ データに対して行われたかどうかをシステムが確認します。更新が必要な場合、変更内容はアクティブ ハーネス アセンブリですぐに利用できます。