モデルまたはパーツの単純化は解析の促進につながります。パーツの用途を拘束によってシミュレートでき、構造的な重要性が小さい場合には、そのパーツを除外することができます。
解析を促進するために装飾目的やとがった角をなくすための面取りなど、パーツのフィーチャを省略することができます。
解析からパーツまたはアセンブリを除外するには、次の操作を行います。
除外されたコンポーネントの表示が、シミュレーション環境では透明に変わります。
解析時にフィーチャを省略するとメッシュ処理が迅速化されます。グラフィックス ウィンドウでパーツ フィーチャを構造解析から除外するには:
グラフィックス ウィンドウで、フィーチャが非表示になります。フィーチャはブラウザから使用できなくなり、[除外] アイコンとともに表示されます。従属フィーチャも非表示になり、ブラウザでは使用不可となります。
別の方法として、除外するフィーチャをブラウザで選択することができます。
有限要素のメッシュの作成中にエラーが発生した場合、エラー ダイアログ ボックスが表示されます。該当するジオメトリ オブジェクトがハイライト表示され、メッシュの作成が停止します。
薄い壁ボディを検出するには、[準備]パネルで[薄いボディを検索]をクリックします。モデルに薄い壁ボディの条件を満たすコンポーネントが含まれている場合、検出した薄い壁ボディから自動的に中間サーフェスを作成するオプションを含むメッセージ ボックスが表示されます。
[OK]をクリックすると、[中間サーフェス]ダイアログ ボックスが開きます。[OK]をクリックしてモデルを評価し、中間サーフェスを作成します。または、[オフセット]コマンドをクリックして 1 つまたは複数の面を手動で選択し、薄いボディの条件を解析することもできます。
中間サーフェスとオフセットは、ブラウザの[シェル]ノードの下にすべて一覧表示されます。