ライブラリ パーツに対して変更を行う必要がある場合は、コンテンツ センター内からパーツ ファミリ テーブルを編集し、変更を再パブリッシュします。呼び径や材料などの一般的なプロパティに加え、ライブラリ ファイルの命名規則、ストック番号、部品番号、サイズ指定など、コンテンツ センター内からしか修正できないいくつかのプロパティをカスタマイズすることができます。
ライブラリの編集では、Autodesk Data Management Server にログインして編集権限を必要とすることがあります。シングル ユーザ環境で作業している場合は、ローカル ドライブ上の Autodesk Data Management Server 内で編集タスクを実行する権限を自動的に取得できます。コンテンツ センターがリモート サーバにインストールされている場合、編集タスクを実行するには編集権限を割り当てられる必要があります。
この演習では、事前に定義されたライブラリ パーツに基づいた作業手順を練習します。コンテンツ センター内から、パーツ ファミリ ファイルの命名規則をカスタマイズし、主要な列を修正し、新しいパーツ メンバを追加した後で、変更したライブラリ パーツ ファミリを再パブリッシュします。ライブラリ パーツを再パブリッシュするまでは、変更は有効になりません。
- アセンブリ ファイルまたはパーツ ファイルを開きます。
- リボンで、
[管理]タブ
[コンテンツ センター]パネル
[エディタ]
の順にクリックします。
- 必要に応じて、[ターゲット ライブラリ]リストから、削除するパーツ ファミリを含む必要な読み取り/書き込み可能ライブラリを選択します。
- [チューブ&パイプ] [継手] [カップリング]の順にナビゲートします。
- [カテゴリおよびファミリ]ペインで、[ASME B16.11 カップリング - クラス 3000]を右クリックし、[ファミリ テーブル]を選択します。
- [ファミリ テーブル]ダイアログ ボックスで、次のいずれかの操作を行います。
- [列のプロパティ]をクリックし、カップリング パーツ ファミリ テーブルの列のプロパティを定義します。
- [ファイルを命名]をクリックし、カテゴリ内のすべてのパーツ ファミリのファイル命名規則をカスタマイズします。この演習では、式{PARTNUMBER} - {MATERIAL}を使用します。
- [キー列]をクリックし、カップリング パーツ ファミリの主要な列を追加または修正します。
テーブル ビューで、強調表示されているセルは変更されたフィールドを示し、[行ステータス]列の稲妻フラグは、パーツ メンバが変更中であることを示します。[適用]コマンドは使用可能です。
- [フィルタ]リストで[すべての列]を選択し、必要に応じてパーツのプロパティを修正します。この演習では、パーツ メンバ 1(行 1)の MATERIAL 列に新しい材料 Bronze, Soft Tin を設定します。
ヒント:
パーツ ファミリのプロパティをすばやく編集するには、[スプレッドシート]コマンドで[編集]をクリックし、必要な変更を行います。
- [適用]をクリックします。
- [結果をパブリッシュ]ダイアログ ボックスで[OK]をクリックします。
- [OK]をクリックして[ファミリ テーブル]ダイアログ ボックスを閉じ、[カテゴリおよびファミリ]ペインに戻ります。
- 必要に応じて、パーツ ファミリを再度開き、変更内容を確認します。
注: 変更をパブリッシュすると、元のライブラリ パーツ インスタンスはどれもコンテンツ センター ライブラリを参照しなくなります。チューブ&パイプのスタイルで使用している存在しない配管や継手を再定義するなど、新しいライブラリ パーツに合わせて適切な変更を行うことが必要になります。